台湾民主基金会の設立20周年を記念した国際会議の開会式に臨む蔡英文総統(左から4人目)

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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は18日、台湾海峡の対岸の脅威が高まる中、権威主義勢力に対抗する最善の戦略の制定に意欲を示し、民主主義国家連盟を引き続き強化していく必要性を訴えた。

シンクタンク、台湾民主基金会の設立20周年を記念した国際会議の開会式で述べた。

蔡総統は、台湾の人々が数十年にわたり闘ってきたからこそ今日の民主主義があると言及。民主主義国家とルールを基礎とした国際秩序は冷戦以来、最大の挑戦に直面しているとし、権威主義政権はまさに民主主義制度をむしばみ、人権を破壊しようとしていると非難した。

台湾が対岸から軍事的威嚇や経済的脅迫、サイバー攻撃、偽情報などの攻撃を受けていることにも触れ、「絶え間ない脅迫に直面しても、台湾の人々は権威主義の挑戦から逃れようとしたことはない。反対に挑戦を迎え入れ、民主主義を破壊しようとする勢力に立ち向かっている」と力強さを示した。

民主主義制度を弱体化させようとする権威主義政権のやり方に対抗するには「民主主義国家は団結しなければならない」と強調。権威主義政権が用いる「シャープパワー」を民主主義国家が共に理解することで「権威主義勢力に対抗する最善の戦略を制定すると同時に、民主主義国家連盟を強化し続け、国際社会の利益を守っていく必要がある」と述べた。

(葉素萍/編集:名切千絵)