野党の総統公認候補が決意表明 政権交代訴え/台湾
▽国民党・侯氏「しっかりとやる」
侯氏は、中米が絶えず対立し、両岸(台湾と中国)が緊張状態となり、経済は疲弊し、社会は秩序を失ったと指摘。台湾の人々は未来を見通せず、国家は団結と分裂、平和と戦争の危機に立たされていると警鐘を鳴らした。
当選した場合は、憲法の規範にのっとり立法院(国会)で国情報告を行い、全国民からの監督を受けると強調。やるべきことをしっかりとやることは基本的な条件ではないかとし、民進党政権に最も足りないことは「しっかりとやること」だと批判した。
▽民衆党・柯氏「台湾は米中意思疎通の架け橋になるべき」
柯氏は国際情勢や両岸関係について、台湾は米中意思疎通の架け橋になるべきで、米中対立の駒になるべきではないと主張。台湾の全ての人々が民主主義や自由な政治体制と生活を引き続き享受できることを確保した上で、対岸(中国)との対話のパイプを回復させると語った。
また「理性的、現実的、科学的」な精神で清廉な政府を再構築するとし、政府のデジタル化を加速させる他、高等教育の強化や出産と子育てに優しい職場環境づくりに取り組み、少子化の危機を解決すると述べた。
エネルギー政策については、安定したエネルギーの発展を推進するとした上で、現役の原子力発電所の運転期間延長や再生可能エネルギーの発展促進などを図る考えを示した。
(郭建伸、劉冠廷/編集:齊藤啓介)
