中国のポータルサイト・百度に25日、「日本の食品包装はいったいどれほど『変態』なのか」とし、使う人に対する細やかな配慮が感じられるパッケージ設計について紹介する記事が掲載された。

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 中国のポータルサイト・百度に25日、「日本の食品包装はいったいどれほど『変態』なのか」とし、使う人に対する細やかな配慮が感じられるパッケージ設計について紹介する記事が掲載された。

 まず最初に紹介したのは、どこからでも簡単に開封できたり、取り出しやすいように開封できたりする袋包装だ。スナック菓子やウインナー、インスタント味噌汁の包装を例に挙げ、ハサミを使ったり歯で噛み切ったりする必要がない上、すぐに中身を取り出して食べたり調理したりできることを紹介した。

 次に、ホットドッグのトマトケチャップやサラダのドレッシングなどに使われている、真ん中から2つに折ることで手を汚すことなくソースやドレッシングをかけるできる容器を取り上げた。また、カップ麺のフィルム包装に付属していた「フタ止めシール」にも触れ、お湯を入れて待つ間にカップ麺の上に何かを置いてフタが開かないようにする手間が省けると評している。

 ちなみにこの「フタ止めシール」だが、日清食品のカップヌードル(通常サイズ)ではプラスチックごみ削減の一環として今年6月から発売する分から順次廃止され、シールがなくてもフタがしっかり止められる新たな形状のフタが採用されている。

 記事はさらに、プラスチック容器に入ったプリンやゼリーなどを皿にきれいに盛れるよう、容器の裏側に取り付けられた突起部分について紹介。容器を逆さにして突起部分を折ることで、容器の中に空気が入ってプリンやゼリーがするりと皿の上に落ちる仕組みになっているのだと伝えた。

 このほか、倒してもこぼれにくい構造になっている豆乳飲料などの箱型紙パック容器、裏側に中身が付着しにくい小分けヨーグルト食品のフタ、ボトル入りガムの中に入っている、噛み終えた後にガムを捨てるための付箋紙のような包み紙、必要な分だけ切り取って使える小分けトレー入りの冷凍食品などを紹介している。

 その上で「これらのデザインは必ずしもものすごい技術が用いられているわけではないが、かゆい所に手が届く細やかな配慮が感じられ、商品の価値を高めることに繋がっている。他の部分はさておきこの点に関しては、日本をディスることはできないのである」と評した。(編集担当:今関忠馬)