Amazonのデータセンターを爆破して「インターネットの70%の破壊」を企てた男が逮捕される

Amazonはクラウドサービス「AWS」を運用するために、世界中にデータセンターを設置しています。そんなAmazonのデータセンターのうち、バージニア州に設置されたデータセンターの爆破を試みた男が、FBIの覆面捜査官によって逮捕されました。
Texas Man Charged With Intent to Attack Data Centers | USAO-NDTX | Department of Justice

US arrests suspect who wanted to blow up AWS data center | The Record by Recorded Future
https://therecord.media/us-arrests-suspect-who-wanted-to-blow-up-aws-data-center/
逮捕されたのはセス・アーロン・ペンドリー容疑者。当局によれば、容疑者は2021年1月6日に発生した連邦議会議事堂襲撃事件の際に、ライフル銃を議事堂へ持参していたとのこと。
2021年1月8日には、ペンドリー容疑者は民兵組織に関するフォーラムである「MyMilitia.com」に「非難を浴びる」であろう「危険」な「ちょっとした実験を行う」という内容を投稿。その際、どういった実験結果を求めるかと尋ねられて「死」と答えていました。この件はFBIに通報され、容疑者は監視対象となっていました。
さらに2021年1月下旬、ペンドリー容疑者は「Amazonのデータセンターをプラスチック爆弾(C-4)で爆破し、『インターネットの70%を殺す』」ことを計画。このことをメッセンジャーアプリ「Signal」で伝えられた人物も、FBIに情報を提供しました。

2021年3月31日、この情報提供者はペンドリー容疑者に対して「爆発物の提供者」を紹介しました。実はFBIの覆面捜査官だったこの爆発物提供者に対して、容疑者は「Amazonのデータセンターを攻撃し、アメリカで権力を握る『寡頭制』を崩壊させたい」と述べたとのこと。その後2021年4月8日に、ペンドリー容疑者はFBIの覆面捜査官との「偽物の爆弾」の取引に応じ、待機していた別のFBI捜査官によって逮捕されました。
アメリカの連邦検事代理を務めるプレラック・シャー氏は、「私たちは、ペンドリー容疑者がオンラインに残した憂慮すべきメッセージを報告してくれた情報提供者に感謝しています。FBIがペンドリー容疑者を監視する切っ掛けを作ることで、情報提供者は多くの技術労働者の命を救いました」と、情報提供者に感謝を述べています。
なお、ペンドリー容疑者が有罪判決となった場合、最大20年の懲役を科されるとのことです。
