博多海老豚骨 ラーメン維櫻 中洲Gate's店 / 「海老豚骨」(850円)

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中洲エリアにオープンした注目の2店、さらに小倉の新顔まで全10店が登場。エビ豚骨、ベジなど、ジャンルも多彩だ。福岡&北九州のおすすめラーメンを紹介!

【写真を見る】天龍ラーメン / 「チャーシューメン+ギョーザ」(1200円)

■ 中洲に現れた、魚介香る新豚骨!「中洲川端きりん」

醤油麺と肉汁餃子をウリにする麺酒場「中洲きりん」が次に手がけたのは、ラーメンとつけ麺の豚骨専門店。豚骨×鶏ガラの一本炊きスープを、サバ節など魚介を効かせた醤油ダレで味付けする。ラーメンは中細麺、つけ麺は極太麺で、共に製麺屋慶史の特注麺を使う。

「ラーメン」(650円)は、「替え玉(120円)もぜひ楽しんでほしい」とスープを多めに張ってある。チャーシューは豚肩ロース肉。

[中洲川端きりん]福岡県福岡市博多区上川端町9-151 / 092-292-6563 / 11:00〜15:00、17:00〜21:00 / 不定休 

■ エビ入り新感覚ラーメンを体感せよ!「博多海老豚骨 ラーメン維櫻 中洲Gate's店」

“海老豚骨”を看板に掲げる気鋭店が、中洲エリアに2店舗同時オープン。ベースはクリーミーな豚骨で、エビを殻ごとミキシングした“海老玉”、2種類の“海老油”、“桜海老フレーク”の3要素で魚介の風味を引き立てる。ノーマルな豚骨も用意。

「海老豚骨」(850円)は、チャーシューの上にエビの入った香油がかかる。スープに溶かしながら楽しむ。エビフレークも自家製。

[博多海老豚骨 ラーメン維櫻(いお) 中洲Gate's店]福岡県福岡市博多区中洲3-7-24 Gate's B1 / 092-263-0012 / 11:00〜翌1:00(LO24:30)、日曜〜22:00(LO21:30) / 無休

■ “超アゴ”で魚介感段違いの担々麺「博多あご出汁中華そば 六味亭」

“五島産焼きアゴ”をふんだんに使う清湯中華そばと、魚介担々麺で人気を博す。担々麺は、九州味噌、ゴマ醤油の芳しいスープのなかで、アゴや貝柱の魚介要素もしっかりと主張。挽き肉×アゴを合わせた「アゴそぼろ」、茎ワカメなど具も特徴的だ。

「担々麺+唐揚げセット」(900円)は、アゴダシ8、鶏ガラ2の割合でブレンドするダブルスープがベース。味噌の甘さと魚介の味わいがマッチ。

[博多あご出汁中華そば 六味亭(ろくみてい)]福岡県糟屋郡志免町志免東2-1-10(吉原名店街内) / 092-937-0055 / 11:30〜15:00、18:00〜21:00(LO20:30) / 月曜休み 

■ 辛さ鮮烈な“赤”と餃子がワンコイン「博多玉」

スタンダードな博多豚骨を柱に、辛玉を溶かした“赤”、マー油入り“黒”と3種類のラーメンを出す。14年の開業時から自家製麺にこだわり、2日間熟成させた細麺は小麦の香り豊かで歯切れもいい。夜はテキーラ、ハイボールをそろえる麺酒場に。

「辛玉ラーメン+餃子(6個)」(1000円)。脂を抑えたあっさり博多豚骨に辛玉を溶かした真っ赤なスープ。卓上の辛子高菜を加えると辛味が増す。

[博多玉(はかただま)]福岡県福岡市南区大橋1-14-8 / 090-4772-5328 / 11:00〜16:00、18:00〜24:00(各LO) / 日曜休み、月曜が祝日の場合月曜休み

■ 黄金鶏油が入り、まろやかさ倍増「海豚や 大橋店」

豚骨醤油ラーメンと油そばで名を馳せ、特に大橋エリアに住む学生からの支持が厚い。強火で炊き込み白濁させた豚骨スープに、甘めの醤油ダレを合わせ、隠し味で鶏油もプラスする。ホウレン草、ウズラの卵、海苔など、トッピングは横浜風。

「ラーメン」(600円)は、九州産醤油のタレを張り、茶濁に仕上げた芳醇なスープ。麺はストレート麺(写真)と縮れ麺(+30円)がある。

[海豚や(いるかや) 大橋店]福岡県福岡市南区大橋2-12-12 / 092-552-7666 / 11:30〜翌3:00 / 無休 

■ スープに使う素材はオール“牛”!「博多テールラーメン たのしや」

前身の焼肉店で人気を集めた牛テールラーメンに特化し丸3年。スープの材料は輪切りのテールほかアキレス、背脂と、牛のみ。煮込んだテールのほぐし肉と大判豚ロース肉が具でのる。凝縮された牛の旨味とほんのり甘い醤油ダレがよく合う。

「テールラーメン」(600円)は、旨味が染み込んだテール肉が浮く。丼の脇には低温調理の豚肩ロース肉。塩気と甘さのバランスがいい。

[博多テールラーメン たのしや]福岡県福岡市東区松島3-34-26 / 092-622-3839 / 11:00〜20:00(LO19:45) / 火曜休み 

■ 通称“ドラゴンロード”の名店「天龍ラーメン」

屋号に“龍”の付くラーメンの老舗が多く点在する、通称“ドラゴンロード”にある一店。祖父母から味を継いだ森崎龍之介さんが、“羽釜炊きの呼び戻し”の伝統手法を守りつつ、自家製麺を取り入れ新しい風を吹かせる。丼の底に骨粉がたまる濃密な一杯。

「チャーシューメン+ギョーザ」(1200円)は、小麦「吟麦」の自家製麺を使用。スープには背脂やラードは使わず、大量の豚骨と豚足で重厚感を出す。

[天龍ラーメン]福岡県糟屋郡志免町南里1-3-31 / 092-935-1588 / 11:30〜20:00、ランチ〜15:00(※売り切れ次第終了) / 木曜休み 

■ 昔ながらの五右衛門釜炊き&平網使い「博多ラーメン屋 一十」

1997年の創業から、灯油を燃料に五右衛門釜で炊く製法にこだわる。豚骨の多彩な部位を使い、背脂を少量足すスープは、さっぱりとした王道の博多ラーメン。大宰府政庁跡に最も近いラーメン店であることから、令和にちなんだ限定麺も推す。

「博多ラーメン」(550円)は、大釜で泳がせ、真っ平らな網ですくう細ストレート麺。あっさりとしたコクのあるスープは飽きがこない。

[博多ラーメン屋 一十(いっとう)]福岡県太宰府市朱雀6-5-17 / 092-929-0015 / 11:00〜14:30(LO)、17:00〜20:30、土曜・日曜・祝日11:00〜20:30(LO) / 火曜休み 

■ 糸島産の醤油で飽きのこない一杯に「元祖糸島ラーメン 銅鑼 福重店」

「伊都の豚」の豚骨、「北伊醤油」のタレなど、糸島素材で作る人気ラーメン店が2号店を開業。銘柄豚の頭を炊く白濁豚骨と、鶏ガラの中華そば、さらに「またいちの塩」を使った塩そばのラーメン3種類が楽しめる。麺は、福岡県産小麦の自家製。

「糸島豚骨焼豚ラーメン」(830円)。チャーシューは、豚ほぐし肉と大判豚バラの2種類がのる。スープは「伊都の豚」を10時間炊いたもの。

[元祖糸島ラーメン 銅鑼(どら) 福重店]福岡県福岡市西区福重2-4-8 / 092-707-4874 / 11:00〜21:00(※売り切れ次第終了) / 不定休 

■ 動物性素材ゼロ!ベジ全開でヘルシー「野菜党ラーメン」

桂川町「かほラーメン」のセカンドブランド。動物系素材と油を使わず、野菜のみでダシをとるベジラーメンに特化する。スープの味付けは味噌、醤油、トマトの3種類があり、野菜のみを楽しむ“麺なし”も。

「野菜党ラーメン 味噌レギュラー」(864円)。上にのる小倉の産直などから仕入れる季節野菜は、素揚げしたものがメイン。1杯で約350gの野菜を摂れる。

[野菜党ラーメン]福岡県北九州市小倉北区魚町3-1-11 クロスロード魚町1F / 070-4804-2101 / 11:00〜20:00 / 火曜休み(九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)