Googleの無料コミュニケーションアプリである「Googleハングアウト」について、Googleに関する情報を発信するメディアである9to5Googleが「Googleハングアウトは2020年で終了する」と報じました。この報道についてGoogleハングアウトのプロダクトリーダーであるスコット・ジョンストン氏が、「Googleハングアウトのサービスが完全に終了するというわけではない」と反論しています。

Source: Google Hangouts is shutting down in 2020 - 9to5Google

https://9to5google.com/2018/12/02/google-hangouts-shutting-down/

9to5Googleの報じた内容は、Googleハングアウトが2020年に終了して、Googleが放棄してきた数多くのサービスのうちの1つになるというもの。これに対してジョンストン氏は、「この報道はデタラメです。ハングアウトが終了するという決定は行われていません。既存のGoogleハングアウトユーザーは、『Googleハングアウト Chat』か『Googleハングアウト Meet』にアップグレードすることになります」とTwitter上で反論しています。





「ハングアウト Chat」と「ハングアウト Meet」は、Googleが提供しているビジネス向け生産性向上ツール「G Suite」内のサービスです。ハングアウト Chatはチーム向けのメッセージプラットフォームを提供するサービスであり、各チャットルームは最大8000人ものメンバーをサポートしています。一方でハングアウト Meetはビジネスで使用可能な会議ツールであり、離れた場所にいるメンバーとビデオ会議を行うことができます。

ジョンストン氏の発言を受けて、9to5Googleの編集長であるスティーブン・ホール氏は「これまで一般ユーザーに使われてきたハングアウトを、別個のニーズを持つエンタープライズ向け製品のハングアウト Chatとハングアウト Meetにどうやって移行するのですか?」とTwitter上でより詳しい説明を求めました。





これに対してジョンストン氏はこれまでのハングアウトを「ハングアウト Classic」と呼び、「確かにハングアウト Classicは終了することになるが、それは製品のメッセージやビデオ通話といった機能をサポートしなくなるわけではありません」と反論。





また、「ハングアウト Classicがハングアウト Chatやハングアウト Meetと別個のニーズを持っているというあなたのコメントは、製品に対する理解に乏しいことを表しています」と語り、従来のハングアウト Classicのユーザーがハングアウト Chatやハングアウト Meetに移住することになっても大きな問題はないとジョンストン氏は考えているようです。





もっとも、ツイートの最後にジョンストン氏は「ハングアウトは私の製品であり、私の主張には強いバイアスがかかっています」として、自身の主張が完全に客観的なものではあり得ないことを認めています。そして、一連の出来事に対して最終的な判断を下すのはホール氏でもなくジョンストン氏でもなく、ハングアウトのユーザーであると語りました。