【シティ監督就任発表のグアルディオラに賛否両論】アンリが欧州制覇を予見する一方で、マテウスが過激批判
マンチェスター・シティが、ジョゼップ・グアルディオラが来シーズンからの新監督に就任すると発表。豊富なアタッカー陣を揃え、攻撃的なサッカーを志向するシティに電撃的な就任を決めたグアルディオラには、多数の監督や識者から賞賛のコメントが寄せられている。
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ティエリ・アンリ(元バルセロナ/元フランス代表)
「マンチェスター・シティは3年以内にチャンピオンズ・リーグで優勝するか、それに近いところまで到達できるはずだ。シティのファンは、来シーズン、ワールドクラスの選手の獲得を夢見ていいと思うよ。もちろん、シティが素晴らしいクラブであり、多くのコネクションを持っているからできることでもあるけど、なによりグアルディオラは、世界中の選手から『彼に指導されたい』と思われている監督だからね」
ロベルト・マルティネス(エバートン監督)
「グアルディオラはフットボール界でベストな監督だ。記録がそれを証明している。そこに疑問はない。間違いなく、多くの指導者に影響を与えるはずだ。また、イングランドのスタイルとは全くもって別の戦術を持ち込むだろうね。彼の細部までのこだわり方は、他の監督には見られないものだ。これはイングランド・サッカーにとっていいことだと思うよ。彼の加入で、プレミアリーグはさらに魅力的なリーグになるはずだ」
ユルゲン・クロップ(リバプール監督)
「“世界最恐”のチームが来シーズンは待ち構えることになるね。けど、勝てないわけではない。だからフットボールは面白い。チャンスはあるはずだ」
アンリらがグアルディオラの挑戦に期待を寄せる一方で、一部の関係者はこの決断に対して懐疑的な声を挙げている。
とくにバイエルンOBで、ドイツ・サッカーの重鎮であるローター・マテウスは痛烈な批判を展開した。
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ローター・マテウス(バイエルン・ミュンヘンOB/元ドイツ代表)
「バイエルンはグアルディオラが願う全ての願いを叶えてきた。選手、コーチ、ドクターと希望通りの人材を全て手に入れているのに、今はピッチ外で混乱を引き起こしている。バイエルンと契約延長すべきだったんだ。ミュンヘンでの残り5か月、グアルディオラは苦労することになるだろうね。実際のところ、バイエルンの選手とペップの間に愛情なんて存在しないんだ」
フース・ヒディング(チェルシー監督)
「今まで彼が指揮していたチームは常にその国のリーグを支配してきた。しかし、イングランドは違う。なぜなら、スペインにおけるバルセロナやレアル・マドリー、ドイツにおけるまるで9月にはリーグタイトルを手中におさめるバイエルンのような絶対的な本命チームがイングランドにはいないからね」
スティーブン・ハワード(『The Sun』記者)
「シティはフットボール界のエベレストを登頂してくれることに期待しているようだけど、難しいんじゃないかな。シティはバルセロナでも、バイエルンでもない。メッシのようなワールドクラスのストライカーもいなければ、シャビやイニエスタのような最高峰のMFもいないからね」
文:内藤秀明 text by Hideaki Naito

