2か月の娘を電子レンジに入れた母親(画像はsacbee.comのスクリーンショット)

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2011年3月17日、アメリカ・カリフォルニア州で生後2か月の娘を電子レンジに入れて加熱し殺害した母親。彼女にこのたび終身刑が言い渡された。地元メディア『The Sacramento Bee』が報じている。

供述書によると事件当日、カリフォルニア州サクラメント在住の4児の母であるカ・ヤング(34)は、ミラベル・タオ=ロちゃんを抱いたままコンピュータに向かい仕事をしていた。普段からてんかんに悩まされていたヤングは、その日も突然発作が起こり気を失ってしまったという。ヤングが意識を取り戻した時には、ストーブのそばで寝ていたミラベルちゃんが大火傷を負っていたと家族や捜査官に語った。

しかし捜査官が電子レンジの中におしゃぶりを見つけたことで、ヤングはこれまでの供述が嘘であったと認めざるを得なくなる。その後、ヤングは「自分の中にはもう1人の人格が存在する。子供を電子レンジに入れた時はてんかんの発作が起こって意識が朦朧としていた」と供述した。

緊急搬送されたミラベルちゃんの容体は、全身の60パーセントに火傷を負った上、放射線火傷が内臓にまで達するという悲惨なものであった。損傷の状態からして、2分半〜5分は電子レンジで加熱されていたとみられている。

今月13日に行われたサクラメント最高裁判所での公判では、ヤングのてんかん歴が焦点となった。彼女の弁護人リンダ・パリシさんは「ヤングには犯罪歴、児童虐待歴もなく、普段は優しい母親です。てんかん発作後、意識障害を起こして錯乱していたと思われます。意識的にわが子を傷つけるとは思えません」と弁護したものの、2か月の子供に対する凄惨な事件にヤングには第1級殺人罪で終身刑が言い渡された。3人の子供たちはヤングの家族が引き取って育てている。

抵抗ができない子供を電子レンジで加熱するという残虐な事件は、アメリカ国内でこれまでにも何件か報告されている。2005年8月、オハイオ州デイトンでは当時25歳の母親が電子レンジに生後1か月の娘を入れて2分間加熱、放射線火傷による内臓損傷により死亡させ終身刑を言い渡された。また2007年5月、アーカンソー州で当時19歳の父親が電子レンジに2歳の娘を入れて10秒〜20秒加熱し、全身に3度の火傷を負わせたとして逮捕されている。

※ 画像はsacbee.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)