レアル・マドリーのシンボルである選手たちに平穏はないようだ。「敵」であるジョゼ・モウリーニョ監督が夏に去って、GKイケル・カシージャスとDFセルヒオ・ラモスはおそらく、レアルでもっと輝けると期待していただろう。だが、そうはなっていない。

カシージャスは常にGKディエゴ・ロペスとポジションを争っており、シーズン後の移籍も検討している。一方のS・ラモスは、もはや売却不可能な選手ではなくなったようだ。少なくとも『Larguero』や『アス』はそう報じている。

S・ラモスとレアルの関係悪化を激しくしているのは、契約延長問題かもしれない。選手はサラリーアップを求めているが、フロレンティーノ・ペレス会長は認めていない模様だ。

そこでS・ラモスが放出を求め、ペレス会長は「契約解除金の6500万ユーロ(約90億4000万円)が払われるなら、出ていって構わない」と答えたという。選手からバルセロナでも構わないのかと尋ねられ、ペレス会長は認めたそうだ。

さらに状況を悪くしているのが、カルロ・アンチェロッティ監督がS・ラモスに苦言を呈したことだ。同監督はS・ラモスがチャンピオンズリーグのガラタサライ戦で退場したことをよく思わず、もっと集中するように求めた。S・ラモスはレアルでこれが17回目の退場となる。

だが、アンチェロッティ監督は29日、すぐにS・ラモスとの衝突を否定している。

「私が彼の放出を認めることはない。彼とも誰とも問題はないよ。試合後に彼に言ったのは、ポジショニングが正しくなかったということだけだ。戦術的な話し合いでしかない。彼は一つのミスをした。だが、何も起きてはいない。大事なのは、なぜ間違えたかを理解することだ。セルヒオはチームにとって非常に重要な選手であり、問題は何もない。明日も試合に出場する」

30日のバジャドリー戦について、アンチェロッティ監督はFWクリスティアーノ・ロナウドが欠場することも明らかにしている。

「まだ準備が整っていると感じていない。今朝検査をして、筋肉はうまく回復していたが、まだトップコンディションと感じていないんだ。我々にリスクを冒すつもりはない。彼の代わりに(アンヘル・)ディ・マリアがプレーする」