マッシモ・モラッティ会長からインテルの株式70%と取得したエリック・トヒル、ロサン・ロスラニ、ハンディ・ソテジョの3名らが、14日にミラノ入りした。

トヒル氏は到着時、報道陣に「この新たな冒険に挑むことを幸せに思う。3日以上はここにいるよ。モラッティやインテルのスタッフと会う機会もあるだろう」と話した。トヒル氏のミラノ入りは2度目だが、前回の7月の滞在時はまだ交渉中だった。今回はすべての用意が整っている。15日に株主総会が行われ、オーナー権の移行が承認され、新たなインテルの体制が明確になるだろう。

新スタジアム計画(16日にはミラノ市長とも会合予定)、チームの補強と、議題は多い。だが、インテルの新オーナーは時間を無駄にしておらず、ミラノのマルペンサ空港から拠点とするホテルへ移動してから、アッピアーノの練習場を訪れ、チームやテクニカルスタッフと会っている。アッピアーノにはモラッティ会長とその息子のアンジェロマリオ氏も合流した。

アッピアーノを離れる際に、トヒル氏は「素晴らしい会合だった。施設を見て、(ワルテル・)マッツァーリ監督や(ハビエル・)サネッティなど、全員と知り合うことができたのは良かったよ。ここにいることを非常に幸せに思う」と話している。だが、会長職については「明日話す」と述べるにとどまった。

一方、モラッティ会長は会長職について、次のように話している。

「まだ決めなければいけない。明日分かるのは当然だがね。何があれば会長職を引き受けることを納得するか? 私はもう大株主ではない。それに、いろいろな細部にもよる。それらを検討しなければいけない。いずれにしても、アンジェロマリオ(が会長になる可能性)はないね。トヒルへの印象は最高だ。スピーディーでコミュニケーション能力がある」

なお、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、「おそらくは来週あいさつをするだろう。スタジアムについて話すためではなく、単にあいさつというだけだ。トヒル氏は来週もミラノにいると聞いている」と話している。