[6.3 U-16IND CUP第1節 U-16日本代表 U-16コートジボワール代表 Jヴィレッジ全天候型練習場]

 キャプテンマークを巻いた守護神がU-16日本代表を救った。3-2の後半42分、コートジボワールのFWディアラスバ・アバス・リュク(ビジャレアル)にゴール前でマークを外され、右足シュートを撃たれてしまう。

 ボールはゴール左下隅を捉えたが、GKシュルツ建斗(鹿島ユース)が素晴らしい反応から右手ワンハンドでビッグセーブ。さらに後半アディショナルタイムにもシュルツはPAから頭上を突いてきた一撃に反応し、同点を阻止した。

 シュルツは「前半2失点、少し自分的にも悔しい形で失点してしまいました。後半は集中しながらですけど、どうにか自分の力でチームを勝利に持っていけるように考えていたんで、そこで上手く自分がセーブできたので良かったです」と微笑んだ。

 シュルツは前半からフィールドプレーヤーへの声がけを継続。相手の速攻に対してPAから飛び出して対応するなどゴールを守った。前半にカウンターなどからゴール前に持ち込まれて2失点。だが、それ以上は崩れず、我慢強い守りで勝利に貢献した。

 今回のU-16日本代表について、チームリーダーの一人であるシュルツは「(合宿当初は大人しかったが、)日にちが増えていくごとに、どんどんみんなフレンドリーになっていって、やっぱ仲いいチームだなと思います」。そのチームでU-16インターナショナルドリームカップ6連覇に挑戦する。

 同じくリーダー格で、この試合で決勝点を決めたFW三井寺眞(横浜FM)は「まずチームとしては連覇がかかってる大会なので、優勝は絶対条件として、その中で来年のアジアカップ、ワールドカップに向けてチーム作りっていうのも大事だと思うんで、そういうところはチーム内で競争もあるし、意識していって、個人としてはもっと結果を残さないといけない」と力を込めた。各選手が来年へ向けたチーム作りと成長、結果を意識。残り2試合を勝って、優勝して大会を終える。


(取材・文 吉田太郎)