ダンスを通じてハッピーを届けたい 踊るおにいさんに密着【徳島】
ダンスを通じて子どもたちに、ハッピーを届けたいと活動している男性がいます。
「ハッピーダンスおにいさん」こと、三原勇気さんの活動に密着しました。
❝5月23日・徳島あわおどり空港❞
(ハッピーダンスおにいさん・三原勇気さん)
「おはようございま~す。朝早くからありがとうございます、本日はよろしくお願いしま~す」
徳島市出身の「ハッピーダンスおにいさん」こと、三原勇気さん。
愛称は「ゆうちゃん」です。
三原さんは元保育士で、現在は東京を拠点に保育士の研修を行う会社「ぎゅぎゅっとハッピー」を経営。
普段は全国をまたにかけて講師として活動していますが、2か月に1回程度、数日間徳島に戻り、イベントに出演するなどして、ふるさと徳島のこどもたちにハッピーを届けています。
(記者)
「活動の拠点を東京に置きながら、徳島帰ってくる理由は?」
(ハッピーダンスおにいさん・三原勇気さん)
「徳島が大好きで、好きで、好きでたまらない。今の自分がいるというのはルーツが徳島」
「徳島で出会った方からいろんなことを学んだり吸収したり、ありがたいご縁があって今の自分がいると思っている」
「みなさんとのご縁を大事にしたい、徳島に恩返ししたいという気持ちで、徳島での活動を広げています」
「せーの、ゆーちゃーん」
吉野川市で行われた防災イベント。
三原さんのダンスが、観客の視線をくぎ付けにします。
(ハッピーダンスおにいさん・三原勇気さん)
「みなさん、こんにちは~」
この日は、三原さんと東京都品川区が一緒に制作した、地震に対する心構えなどを伝える「防災ダンス」を、みんなで踊りました。
災害時に必要な動きを、学べるダンスです。
(ハッピーダンスおにいさん・三原勇気さん)
「地震発生!その時どうする?命を守ろう、助け合おう」
「机の下で グー、頭を守る グー、周囲の安全 よし!みんなで避難だ ゴー!」
「知ろう!決めよう!備えよう!WOW!防災ダンスで楽しく学ぼう!」
10年以上保育士として活動してきた三原さんは、踊ることに強いこだわりを持っています。
その理由は…。
(記者)
「なぜ、ダンスを踊るのか?」
(ハッピーダンスおにいさん・三原勇気さん)
「なぜダンスかと言うと、年齢も性別も国籍も何も関係なく、みんなで楽しめるツールだと思っているから」
「ダンスは人を笑顔でつなげる魅力があると思ったので、ダンスで活動を広げている」
この日、鳴門教育大学のキャンパスに三原さんの姿がありました。
実は2026年4月から、保育現場の問題点を解消しようと大学院で研究を始めたのです。
その問題とは、保育現場の離職率の高さ。
厚生労働省などによりますと、保育士の離職率は9.3%。
退職した理由は、現場の人間関係が33.5%、給料が安いが29.2%、仕事量が多いが27.7%となっています。
三原さんは特に、現場の人間関係を改善する方法を研究したいと考えています。
保育現場の働き方や保育士同士の意識を、どうしたら変えられるのか?
三原さんの研究は始まったばかりです。
(ハッピーダンスおにいさん・三原勇気さん)
「子どもたちのより良い幸せ、よりよく生きられるような社会にしていくには」
「こどもの周りにいる大人たちがハッピーでないと、なかなかハッピーが循環していかないと考えている」
(鳴門教育大学大学院・木村直子 准教授)
「研究者が保育者同士の協同性について研究するのではなく、現場感覚のある三原さんがすることにすごく意味があって」
「今後、是非日本の保育を助けて変えていくような、そんな研究ができたらいいかなと思っています」
この日、三原さんが訪れたのは県庁。
2026年3月に完成した、働きながら子育てをする人たちに向けた徳島県の応援ソングに合わせて、県庁職員と一緒に踊るダンス動画の撮影をおこなっていました。
子どもたちを笑顔にするため、様々な活動を精力的に行っている三原さん。
願いはただ一つ、世の中を笑顔でいっぱいにすることです。
(鳴門教育大学大学院・木村直子 准教授)
「今後は、徳島と東京と2拠点で行き来しながら、今、大学院で学んだこととか実践を全国に生かしていったりとか」
「ハッピーを徳島から全国に広げていけるような活動をしていきたいなと思っています」
「ぎゅぎゅっとハッピー!!イエエエイ」
