山本由伸 初回“キレキレ”発進に本拠地興奮 捕手のABSチャレンジ連続成功で見逃し三振×2
◇ナ・リーグ ドジャース―フィリーズ(2026年5月31日 ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手(27)が31日(日本時間1日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発。初回は3者凡退の好スタートを斬った。
圧巻だったのは、コースぎりぎりを突いた2つの見逃し三振。両リーグトップ22本塁打の1番シュワバーは内角低めのシンカー(ツーシーム)、3番ハーパーは外角低めのカットボールで決めた。いずれも最初はボールと判定されたが、捕手ラッシングの自動投球判定(ABS)チャレンジを経てストライクに覆り、地元ファンから大歓声を受けた。
試合前の時点で10試合に先発し、4勝4敗、防御率3.09。この数字よりはるかに、デーブ・ロバーツ監督の信頼は厚い。試合前の記者会見で「安定したパフォーマンスを計算できる。(山本の投球で)チームには大きな安心感が生まれる。今は10連戦の真っただ中で、強い相手とのシリーズに勝たなければならない状況だからね。彼は本当に信頼できる投手だ」と話した。
投球だけでなく、人間性に関しても称賛。「人柄もそうだし、競争心もあるし、準備の仕方も素晴らしい。こんな人間やアスリートはなかなか描けないよ。本当にね。優しさと規律がありながら、同時にタフさや“キラー精神”も持っている。彼については何時間でも話せるよ」と熱っぽく語っており、全幅の信頼に応えるような好スタートになった。

