素晴らしいフリーキックを決めたヤング Photo/Getty Images

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マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランド代表アシュリー・ヤングが、今季限りでの現役引退を発表した。英『Mirror』が伝えている。

現在40歳のヤングは2025年からイプスウィッチに所属しており、自身のSNSで「23年間にわたるプロキャリアの旅も、今週土曜日の試合が最後になるかもしれない」と投稿。少年時代からの夢だったプロキャリアに終止符を打つ意向を明かした。キャリア最終局面で挑むのは、チームのプレミアリーグ昇格という重要な一戦となる。

ヤングは2003年にワトフォードでプロデビューを果たし、アストン・ヴィラを経て2011年にユナイテッドへ加入。公式戦261試合に出場し、プレミアリーグ優勝やヨーロッパリーグ制覇に貢献した。その後インテルでもセリエA優勝を経験し、イングランド人選手としては稀な欧州主要リーグ制覇を成し遂げている。ウイングからサイドバックまでこなす柔軟性で、長年トップレベルでプレイを続けてきた。

今季のイプスウィッチでは公式戦15試合に出場したが、1月末以降は股関節の負傷で離脱していた。それでもキーラン・マッケナ監督は「彼のプロ意識と競争心はチームに大きな影響を与えた」と評価している。チームは現在リーグ2位につけており、次戦のQPR戦に勝利すれば自動昇格が決まる状況だ。

ヤングはピッチ外でも精神的支柱として若手を支え続けており、昇格という形でキャリアを締めくくる可能性もある。ユナイテッド時代に見せた正確なクロスやカットインシュート、献身的なプレイは今も記憶に残る。40歳まで第一線で戦い続けたキャリアは、まさにプロ選手の模範といえるだろう。