サッカーW杯決勝のチケット、3.7億円で転売

(CNN)今年開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会の決勝戦を友人3人と生観戦したいと思っている人に朗報だ。7月19日に米ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われる決勝戦、ゴール裏の席が4枚、しかも全員並んで座れるチケットが売りに出されている。
うますぎる話に聞こえるだろうか? それもそのはず、当該のチケットには1枚229万9998.85ドル(約3億6500万円)の値が付いている。4枚合わせると900万ドルを超える。
カテゴリー1のこれらの席は下層スタンド最上段、ゴール裏で、出口の一つの近くに位置している。その2列前の席は1万6000ドル強で、よりピッチに近い席は2万4000ドル以上でそれぞれ転売されている。
別のもう1枚の転売チケットも229万9998.85ドルで販売されているが、こちらはゴール裏のスタジアム最上階に近いカテゴリー3の席だ。
座席は国際サッカー連盟(FIFA)のマーケットプレイスで販売されている。これは、人々がチケットを転売できる公式プラットフォームだ。FIFAはこのポータルでの販売価格を管理しておらず、チケット所有者は基本的に好きな価格を設定できる。ただし、FIFAは売買双方から15%の手数料を徴収する。
「FIFAの再販マーケットプレイスは、ファンがチケットを他のファンに販売または譲渡するための安全で透明性の高い環境を提供する」と、FIFAの広報担当者はCNNスポーツに語った。
「適用される再販手数料は、北米のスポーツおよびエンターテインメント業界全体の標準に準拠している」と同担当者は付け加えた。
想像絶する価格このプラットフォームはカナダ、米国、およびその他の国の居住者が利用できるが、メキシコ居住者は現地の法律により、額面価格を超える価格で販売することはできない。
決勝戦の通常チケットの最安値は現在、マーケットプレイスで1万1000ドル弱、車椅子対応チケットの最安値は1万5000ドル近くになっている。
AP通信によるとFIFAは先週、決勝戦の公式チケットを公式サイトで1万990ドルで新たに発売したばかりだ。
史上最も手頃な価格になるはずだったW杯にとって、これはまさに想像を絶する価格であり、ただでさえ不安な大会期間中の旅行費用に関する懸念をさらに高めている。
「FIFAの価格戦略は各試合の市場需要を反映し、幅広い価格帯とカテゴリーを網羅している」と、FIFAはCNNに語った。
「チケットは段階的に販売されており、最も手頃な価格帯のカテゴリー4に加え、決勝戦を含む各試合につき、参加チームを通じて60米ドルのチケットが最低1000枚ずつ販売されている」
FIFAは自分たちを非営利団体とし、得られた収益はサッカーの発展を支援するために再投資されると付け加えた。
