かつやさん、川柳を詠み始める キャッチコピーが五・七・五の「出汁醤油ロースカツ in the 親子丼」がツッコミどころ満載

「全力飯。」をコンセプトに掲げる、とんかつ専門店「かつや」が、安定の“混ぜるな危険(いい意味で)”な一杯を投入してきました。しかも今回は、キャッチコピーからして様子がおかしい。
「親子丼/中をすくえば/ロースカツ」
まさかの五・七・五です。しれっと俳句調かと思いきや、よく考えると季語がないので川柳寄り。そんなところまでツッコミどころを用意してくるあたり、かつやの狂気が一層際立ちます。
今回発表された新メニューは「出汁醤油ロースカツ in the 親子丼」。2026年4月28日より期間限定で登場します。

名前からして“in the”が気になるところですが、これは単なるトッピングではありません。ふわとろの親子丼の“中に”、出汁醤油ロースカツを入れてしまったという、文字通りの“イン”。
やさしい出汁でとじた親子丼の中に、揚げたてのロースカツを閉じ込め、さらにカツにはコクのある出汁醤油をプラス。割り下と出汁醤油が合わさることで、まろやかさとパンチが同時に押し寄せる構成になっているとのことです。親子丼だけでも完成されているのに、そこへカツまで投入するとは……情報量が多い。
ひと口すくうたびに、出汁の旨みと肉の満足感が押し寄せる仕上がりとのことですが、「親子丼を食べているのか、カツ丼を食べているのか」一瞬わからなくなりそうな気がしないでもありません。
価格は店内の「出汁醤油ロースカツ in the 親子丼」が税込979円(券売機店舗では税込980円)。さらに「親子鍋定食」バージョンも用意されており、こちらは税込1089円(券売機店舗では税込1090円)。テイクアウト用の弁当も同様に展開されます。

販売は全国の「かつや」(一部店舗を除く)で、食材がなくなり次第終了とのことです。
「かつや」の期間限定メニューといえば、過去には肉に肉あんかけをかける「肉あんかけロースカツ丼」、炭水化物の暴力と呼ばれた「ホルモン焼きうどんとチキンカツの合い盛り丼」、ロースカツにチャーシュー、ベーコン、ボロニアソーセージ、目玉焼きをのせた「ウルトラエッグカツ丼」など、とにかく野菜は控えめ、肉は足し算だらけの“The わんぱく飯”を展開してきました。
このためSNSでは、かつやの期間限定メニューは「ぼくがかんがえた最強のメニュー(小学生風)」と呼ばれることもあり、別の意味でも度々注目を集めています。
それにしても、今回の“親子丼の中にカツを入れる”という発想。境界線を軽やかに飛び越えてくるあたり、かつやのメニュー開発、やっぱり油断できません。次は何を“イン”や“オン”してくるのか、毎回密かに楽しみです。
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026042405.html