Image: Microsoft

RAMの価格高騰がテック業界のさまざまな領域で影響を及ぼしています。とりわけ新型PCの話題であれば、それはもう真正面から影響を受けまくっています。

Microsoft(マイクロソフト)のSurface PCシリーズの新型についても、その影響は避けられないでしょう。さらに、このほど報じられたリーク情報を元にしたうわさや予測によると、新型Surface PCでは価格の上昇に見合うほどの製品アップデートは期待できない可能性があるといいます。

リーク情報によるスペック予想

リーク情報は、ドイツのテックメディアWinFutureが報道したもので、ヨーロッパなどの小売店から入手した情報から、新型ラインナップの具体的なスペックなどを掲載しています。また、マイクロソフト関連のニュースを掲載しているWindows Centralも、匿名の情報筋のリークから新型Surfaceについて、販売展開など独自予測を立てています。

掲載されたリーク情報は、ノートPCの「Surface Laptop」とタブレットPCの「Surface Pro」について。新型では、RAMが16GB〜最大64GB、ストレージは256GB〜最大2TBのオプションになるとのこと。

また、それぞれIntel Core Ultra 3(Panther Lake)シリーズのCPUと、ARMベースのCPUのバージョンを展開するようです。ARMベースでは、Snapdragon X2 EliteとSnapdragon X2 Plusのどちらかを選べるオプションといった感じ。ちなみに、Qualcommの最新ハイエンドSoCである、Snapdragon X2 Elite Extremeを搭載したモデルは発売されず、同様にIntel搭載モデルもCore Ultra 5か7のみで、最上位のCore Ultra 9搭載モデルも出る可能性はなさそうです。

Surface Laptop、Surface Proともに昨年Snapdragon X Elite / X Plus搭載モデルを出しているので、同シリーズでチップが最新版となる感じみたいですね。

アップグレードは小規模になりそう

Surface PC全体のアップグレードはそこまで大規模なものにならなそう、というのが今回のリーク情報から予想されますが、新型Surface Laptopについては、少し興味深いアップグレードがありそうです。

というのも、Surface Laptopでは、上位モデルにOLEDディスプレイを搭載する可能性があるのだそう。また、新型ではトラックパッドもアップグレードするとのことで、ファイルのドラッグ&ドロップやウィンドウのスナップなどの操作のために、触覚フィードバックを強化するようです。

ただし、ディスプレイのサイズオプションは減らされる可能性があり、一般のコンシューマー向けには、Surface Laptopの13.8インチとSurface Proの12インチのみの提供になる可能性が示唆されています。法人向けでは別のサイズオプションが出るかもしれませんが...。

さて、現時点での新型Surface PCについてのリーク情報はこんな感じです。現在のSurface Pro 12インチは、キーボードなしの最小RAM・ストレージ構成で1,050ドル(日本では最小構成で税込19万5580円)となっています。ここをベースとしても当然価格は上昇することになるでしょう。

その一方で、Surface PCの性能はたしかに向上するでしょうが、劇的なアップグレードとまではいかないようです。現時点での値上がりもあり、加えてさらなる価格上昇からはもはや逃れられないとなると、新たな刺激がなければ、Surfaceブランド自体がかなりまずいことになるのでは、と思ってしまいますね。

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