「トランプ氏は聞き上手、同時にきょうとあすで言うことが」外務省・高尾氏が岩国で講演
イランへの攻撃をめぐり、これまで発言を二転三転させてきたアメリカのトランプ大統領。
先月の日米首脳会談で通訳を務めた外務省の官僚が、きのう(19日)岩国市でトランプへの対応の難しさと重要性について語りました。
日米交流の一環として岩国市で開かれたシンポジウム。
岩国市の福田市長やアメリカ軍岩国基地のケネス・ロスマン司令官のほか、外務省の北米局日米地位協定室長を務める高尾直さんが出席しました。
「厳しい安全保障環境に対応するには日米の連携強化が不可欠」としたうえで日米関係を取り巻く課題として「トランプ大統領との向き合い方」をあげました。
(外務省 高尾直さん)
「トランプ大統領は非常に聞き上手な人。人の話に真摯に耳を傾ける度量がある。同時にきょう言っていることと、あした言ういることが変わって くる、揺れ動きが激しいということも事実。大統領とどう相対していくのかが課題」
また、基地との共存を掲げる岩国市について「日米の共生や共存の象徴」だとした高尾さん。
人と人、地域レベルで信頼を築くことが同盟強化には不可欠だとしました。
( 高尾さん)
「我々自身も米軍の努力に敬意を払う。同時に米軍人が日本のコミュニティへの貢献をする。双方向の営みがあって同盟が強まっていく」
高尾さんは、会場を訪れた若い世代に「国際情勢に対して当事者意識をもってほしい」と呼びかけていました。
