和歌山県

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 和歌山県串本町は17日、国民健康保険の高額療養費の算定を誤り、2019年4月〜22年7月に診療を受けた32世帯(134件)で、計約65万円の支給漏れがあったと発表した。

 誤りは22年に発覚していたが、町はこれまで追加支給の対応をしていなかった。

 町によると、他の自治体の算定ミスを受けて、町が昨年11月から調査したところ、本来は世帯で合算すべき福祉医療助成の対象者の自己負担額を含めずに算定したことで、支給漏れが生じたという。

 町は22年8月以降の診療分については正しく算定。22年夏時点で算定ミスは発覚していたというが、当時は対象世帯への追加支給を行っていなかった。町住民課は「当時、正しい算定法に戻すことに専念しており、追加支給を失念していた」と説明した。町は対象世帯への追加支給の手続きを進める。

 同課の担当者は「町民からの信頼を失う結果となり大変申し訳ない。再発防止に向け、職員への指導を徹底する」と話した。