「細田守の原点/展」キービジュアル

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 「細田守の原点/展」が、6月20日から8月31日まで、CREATIVE MUSEUM TOKYO(東京・京橋)で開催される。開催にあたり細田守監督からのコメントと展覧会キービジュアルが公開された。チケットは18日から販売される。

 ◆細田監督コメント

 「自分で映画を一本作りたい…という思いから『時をかける少女』を企画し、その制作が実現したことは、私にとって映画監督としての大きな出発点となりました。もがきながら必死に作り上げた『時をかける少女』は、当初6館での小規模な公開でした。それにもかかわらず、驚くほど多くの方々が熱を持ってこの作品を見つけ、支えてくださったことは、私にとって計り知れない励ましとなりました。公開から20年という節目にあわせて開催される今回の展覧会を通して、これまで作品を愛し、支えてくださった皆さまへ、あらためて感謝の気持ちをお伝えできればと思います」

 ◆キービジュアルについて

 キービジュアルは、絵コンテや作業道具が並ぶ細田守監督の机をイメージした空間に映画の名シーンを再現。『時をかける少女』の真琴と千昭、『サマーウォーズ』の健二と夏希、『おおかみこどもの雨と雪』の雨と雪。映画の名シーンと細田監督の手仕事の質感を組み合わせたこのビジュアルは、細田守作品の創作のはじまりの場所=原点を表現している。

 ◆制作資料300点以上

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」をはじめとする代表作を中心に、絵コンテ、レイアウト、原画、美術ボードなど300点以上の制作資料を展示。絵コンテの演出指示から精緻な筆遣いまで間近で見ることができる。また天井高5メートル・約1,200平方メートルの大空間を生かし、名シーンを体感できる映像展示を展開。スクリーンで観ていたあの瞬間を、制作の軌跡とともに追体験できる。

 さらに、展示室に隣接するカフェ「CREATIVE MUSEUM TOKYO CAFE」では「サマーウォーズ」を中心とした細田監督の作品世界を楽しめる「OZカフェ」がオープン。今回限定のオリジナルグッズを取りそろえた特設ショップも展開。

 ◆展覧会概要

 今なお多くのファンを生み続けている「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」を中心に、絵コンテ、レイアウト、原画、美術ボードなどの制作資料を過去最大規模で展示します。細田守監督の原点ともいえる作品群を新たな視点から発見し、あの夏の感動をもう一度体験できるような展覧会となる。

 アニメーションや映画、絵画からの影響を映像演出に大胆に取り込みながらエンターテインメント性の高い作品を生み出し続けている細田守。その類稀な映像世界の演出、そして「果てしなきスカーレット」の挑戦にまで続くテーマ性や作家としての普遍性に迫る。

 ◆開催概要

・東京会場

会期|2026年6月20日(土)〜8月31日(月)

会場|CREATIVE MUSEUM TOKYO[東京・京橋]

・大阪会場

会期|2026年10月28日(水)〜2027年1月4日(月)

会場|グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ

・福岡会場

会期|2027年1月22日(金)〜3月28日(日)

 ◆細田 守(ほそだ・まもる)アニメーション映画監督。1967年生まれ、富山県出身。91年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社。アニメーターおよび演出家として活躍。「時をかける少女」(06)、「サマーウォーズ」(09) を監督し、国内外で注目を集める。監督・脚本・原作を務めた「おおかみこどもの雨と雪」(12)、「バケモノの子」(15)は大ヒットとなり、「未来のミライ」(18)ではアニー賞を受賞、米国アカデミー賞長編アニメーション作品賞にもノミネートされた。「竜とそばかすの姫」(21)では、カンヌ国際映画祭のオフィシャル・セレクション「カンヌ・プルミエール」部門に選出された。「果てしなきスカーレット」(25) では第53回アニー賞長編アニメーション部門において、インディペンデント作品賞・監督賞・脚本賞の3部門に選出され、世界中で注目を集めている。