世界ラリー、トヨタの新星を“開始3分で”襲った衝撃アクシデント 観客総出の救出劇も路肩転落でレッカー出動の痛恨ミス

【WRC 世界ラリー選手権】第4戦 クロアチア・ラリー(4月10日〜12日)
WRC(世界ラリー選手権)クロアチア・ラリーは、今季の開幕戦で鮮烈な優勝を飾ったトヨタの24歳新星ドライバーを開始早々に襲ったアクシデントで幕を開け大きなインパクトを与えた。
アクシデントに見舞われたのは、今季好調を維持していたオリバー・ソルベルグ(トヨタ)だ。競技初日、デイ1のオープニングとなるSS1。左、右と続く連続S字コーナーを走行中、右コーナーで左側の土手にヒット。激しい衝撃を受けたマシンはスピンを喫し、そのまま反対側の路肩へと転落してしまった。
すぐさま沿道のギャラリーたちが駆けつけ、コース復帰を助けようと決死の救出劇が展開されたが、マシンの引き上げには至らず。結局、レッカー車による回収を余儀なくされ、ソルベルグはこのステージ開始3分足らずでデイリタイアとなった。映像には、左フロントを大きく損傷したマシンの痛々しい姿が映し出されており、アクシデントの大きさを物語っている。
ソルベルグは「ハードタイヤを装着してラリーコンディションのステージを走るのは初めてだったので、経験が不足していたことを考えると、少し楽観的すぎたのかもしれません。グリップを読み違えてコーナーに少し高いスピードで入ってしまい、コースを外れてウォールに当たってしまいました」とコメント。
その後、チームの懸命な修復作業を経てデイ2から競技に復帰。最終的には総合42位で完走を果たしたものの、チャンピオンシップにおいても手痛いミスとなった。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権2026』/(C)WRC)
