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 アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」(ONE)が15日、元ONEフライ級ムエタイ王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)に法的措置を取ることを声明で発表した。

 武尊引退試合まで残り2週間でまさかの出来事が起こった。ロッタンは4月29日に開催される「ONE SAMURAI 1」(有明アリーナ)で武尊の引退試合の相手を務める予定となっている。

 武尊引退試合の前の時点で一旦契約が満了。3月30日の会見の際には、「武尊戦は単発契約でサインした」という表現で口にしていた。

 しかしタイの英語日刊新聞「バンコクポスト」によると、ONEとのマッチング期間が継続中で、契約満了後に発動した「12カ月のマッチング期間」によって、引き続きONEに交渉権がある状況だと報じた。

 この日、ONEは公式SNSで「ONEは、私たちのスポーツファン、アスリート、同盟国に明確で説明します。私たちは現在、シンガポール、日本、タイで1つの契約義務違反によるロッタンに対する法的手続きを開始しました」と声明を発表。

 「誤解を招く情報の提供や誤解的なメッセージの表示を含む、契約違反に対する厳しいポリシーを持っています。過去には、絶えず、誠実にロッタンと話し合いもしてきました。しかし、契約義務が何度も無視されるときは、ONEのエコシステムにおけるすべてのステークホルダーの利益のために、適切かつ決定的な行動が必要です。現在審査と調査プロセスは進行中であり、さらなる法的手続きの後、各国の関係機関と緊密に調整していきます」と法的措置を示唆した。

 武尊引退試合まで残り2週間を切る中でまさかの提訴騒動となった。武尊が望んだ相手とのキャリアラストマッチは無事に開催されるのか。今後の続報を待ちたい。