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 昨年1月に解散したロックバンド「the pillows(ザ・ピロウズ)」のドラマーで、ミュージシャンの佐藤シンイチロウ(さとう・しんいちろう、本名佐藤真一郎)さんが死去したことが28日、分かった。61歳。茨城県出身。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。同日、所属事務所が発表した。偉大なドラマーの訃報を受け、音楽仲間から追悼が相次いだ。

 the pillowsの公式Xに文書が掲載され、「ドラム 佐藤シンイチロウが、加療中のところ、3月23日に食道がんにより逝去いたしました」と訃報が伝えられた。

 そして「長きに渡り、佐藤シンイチロウの音楽活動を彩り豊かなものにして下さった皆様に、心より感謝申し上げます」とつづられた。

 佐藤さんは高校時代から音楽活動を始め、1989年にthe pillowsを結成。力強い演奏で知られ、実力派ドラマーとして存在感を示した。91年に「雨にうたえば」でメジャーデビュー。the pillowsと並行し、95年にはバンド「THE ピーズ」にも参加。the pillowsとしてMr.Childrenとライブハウスツアーを行うなど、多くのミュージシャンと交流があった。

 ロックバンド「氣志團」の綾小路翔はXに「僕らの青春を刻んだのは佐藤シンイチロウのビート。あの頃、夢中になってコピーした曲の大半はシンちゃんがドラムを叩いていた曲でした。下北沢で偶然会って、そのまま朝まで一緒に飲んでくれた日の事、一生忘れない。手が16ビート足でシンコペーション 腰がアクセント it's Just DANCE or NOTHING!!」とつづり、佐藤さんを偲んだ。

 「Hi-STANDARD」難波章浩も佐藤さんの訃報を伝えるザ・ピロウズ公式Xのポストを引用し、「シンイチロウさんのドラムが大好きでした。心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

 16年リオ五輪レスリング女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉さんはXを通じて「あまりに突然で信じられません、、たくさんの元気と勇気をありがとうございました。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。