プレミアリーグではまだ7試合しか先発がない田中。(C)Getty Images

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 リーズで出場機会がなくなり、田中碧は今シーズン終了後の移籍もうわさされている。だが、意外にもクラブは残留を望んでいるという。

 昨季は2部チャンピオンシップで優勝と昇格の立役者として絶賛された田中。だが、プレミアリーグに昇格した今季、ダニエル・ファルケ監督はシーズン途中から日本代表MFを起用していない。中盤のポジション争いで序列は低下している。

 この状況が続くなら、田中が移籍を望んでも不思議ではない。だが、『Football Insider』は3月25日、当面は今季に集中していると報じた。

「定期的な出場機会を確保するために、シーズン後にリーズ退団を求めるかもしれない。中盤で序列が落ちているため、状況が改善されなければ、日本代表は夏に他クラブを見つけようとするようだ。しかし、当面はその移籍プランも保留するとみられる。今は自分の今後を考えるより、リーズのプレミアリーグ残留に貢献することだけに完全に集中しているという」
 
 さらに、同メディアは「ファルケ監督は、トップリーグ復帰でリーズの地位を確立させていく長期プランにおいて、彼にはまだ果たすべき役割があると信じている」と続けた。

「その結果、リーズは彼を放出に追いやることを望んでいない。それを踏まえると、タナカは他クラブに移籍するほうが良いと決断しても、監督とクラブ上層部の双方から反対されるはずだ」

「夏のマーケット序盤次第で、彼の今後に関するリーズのスタンスは変わるかもしれない。だが、今のところ、彼がシーズン後に移籍することはないだろう」

 プレミア残留を果たせば、選手層の厚みを増していく必要があるのは確かだろう。ただそれは、田中にとって控えの立場に甘んじることを意味する。飼い殺しになってしまう危険性もある。それだけに、この夏の動向には注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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