切った食材を入れてボタンを押すだけ。すぐにスープができる魔法のポット
2025年10月18日の記事を編集して再掲載しています。
「自宅でスープを作ります」と誰かが言えば、きっと料理に使う時間と余裕がある人なんだろうな…と想像します。そういう“ちょっとだけ上質な暮らし”感が「スープ」という言葉からは漂っているみたい。
そこにはもちろん具材を切ってミキサーで細かくして、それなりに長い時間をかけてコトコト煮るという作業工程も影響しています。でも、手間のかかる工程をまったく必要とせず、スープというおいしい結果が得られるとしたら。これはちょっとした生活革命かもしれません。
スープがある毎日を夢見て
キッチン家電のブランド「レコルト」が出している「自動調理ポット」(税込13,200円)がスゴいらしい。そんなウワサを耳にして、いつか手にしてみたいと思っていました。スープがある生活などそもそも縁が遠い気がしてたんですが、吉田篤弘の小説『それからはスープのことばかり考えて暮らした』を読んでから、漠然とした憧れがあって。
手元に届いたレコルトの自動調理ポットは、意外とコンパクト。容量は600mLで、高さは20cmと少し。圧迫感のなさも好印象です。
実際にポタージュを作ってみる
ニンジンという野菜にそこまで興味が持てないにも関わらず、家族の要請で常備しなければならない…。そんなこともあって大量に買ってしまい、冷蔵庫の容量を圧迫していたのでそれをスープにしてやりましょう。
専用レシピブックが商品に付属しており、そのなかにあった「ハニージンジャーキャロットポタージュ」を作ります。材料はニンジン、はちみつ、バター、牛乳、塩、ショウガ。本当はかたまりのショウガが必要だそうですが、なかったのでペーストで代用します。
行う作業と言えば、ニンジンを切るだけ。2〜3cm角に切ると書いてありました。けっこう粗くてよさそうなので、大きさも揃えず適当なノリで切っていきます。
それが終わったら、ポットに材料を入れていく。入れる順番がレシピ本に書かれている(牛乳が最初で、次がニンジン)ので、それは忠実に守ります。
あとはフタを閉めてモードを「POTAGE&PASTE」に合わせ、ボタンを押すだけ。正直、めちゃくちゃラクでした。忙しい日常のなかで貴重な脳メモリを使わないのがいいんです。脳なんて、使わなければ使わないほどいい。消費主義をめいいっぱい享受しましょう。
規則的にポット内の刃がぐるぐると回る音が鳴り、待つこと30分。「ピーピー」と音がして、どうやら完成したようです。さて、ちゃんとポタージュはできているか…?
すごいしっかりとしたポタージュ! ごろごろと粗かったニンジンが、見る影もなくとろりとしたスープ状になってます。煮込んだり裏ごしをしたりというあの作業は一体何だったのか、というくらいの完璧なポタージュです。
あまりに感動したので、その後かぼちゃのポタージュを作ったりもしました。付属の専用レシピブックが秀逸で、さまざまなスープのバリエーションが掲載されています。冷蔵庫のなかの余った食材で、今日はどんなスープを作ろうかと考えるのも楽しい。
じっくりコトコトスープを作る吉田篤弘的世界も素晴らしいですが、おいしい結果を手軽でスピーディーに得られるレコルトは、QOLを格段に向上させてくれますよ。

