YouTubeチャンネル「大規模が儲かるは嘘!_ 小規模の方が儲かることを『倒産させないプロ』がこっそり教えます。」にて、倒産させないプロとして知られる市ノ澤翔氏が、経営者や個人事業主に向けて『会社は規模を拡大すれば稼げるわけではない』という核心的なメッセージを発信した。

冒頭で市ノ澤氏は、よくある“規模拡大=儲かる”という誤解に言及。「不採算店舗がめちゃめちゃ増えたので、もう赤字の店舗だらけになりました」と、店舗急拡大したチェーンの実例と共に、やみくもな規模拡大の危うさを語った。

続いて市ノ澤氏は、「当然、規模が大きくなれば稼げる可能性も高くなっていくけど、ただやみくもに規模を大きくすればいいかっていうとそういう話ではない」と指摘。従業員数や売上だけで規模を追い求めると、かえって“稼ぎづらくなる”どころか赤字転落のリスクまで背負うと力説した。実例では、年商1億円時代には安定した利益を出していた建設業者が、年商10億円への拡大を目指す過程で大赤字に陥ったケースを挙げ、「これってただの膨張であって成長じゃない。ちゃんと正しく成長していきましょう」と呼びかけた。

さらには、小規模経営の強みについても詳しく解説。「小さい規模の方が稼ぎやすいなんていう話もあったりする」とし、その理由を7つ挙げた。少数精鋭で効率よく利益を上げやすいこと、人件費など固定費増大のリスク回避、すばやく事業転換に対応できる柔軟性、人間関係トラブルの少なさ、リスク自体の小ささ、より迅速で丁寧な顧客対応の可能性、そして“顔が見える経営”による差別化など、「小規模だからこそ活きるポイント」を具体的に紹介した。「効率よく稼ぐっていうことを考えたときには、やっぱり小規模で仕事を選んで、利益率の高い案件だけやってくる。こういった状態のほうが、会社に残る利益が大きくなる可能性がありますよ」と断言。

また、大きくリスクを取って事業拡大する経営者について「リスクを背負える器があるのかを自分で考えることも必要」とし、「能力の範囲内で拡大していくのが鉄則」と語った。

動画の後半では、有名ステーキチェーン「いきなりステーキ」の急速出店が生んだ不採算店舗の実例も例示。「10キロ圏内のお客さんを自分の店舗同士で食い合ってしまう」「マイレージ制改悪でリピーターが激減」など、一気の多店舗化に潜む“盲点”を分かりやすく解説。「一気に拡大した結果、数字を見ていないと管理できないレベルで身の丈に合わない拡大をすると、たとえ有名チェーンでも業績が悪化してしまう」と警鐘を鳴らした。

最後に市ノ澤氏は、「拡大した方が当然絶対値は大きくなる可能性はあるけれども、ちゃんと数字管理できない状態まで拡大してしまうと、逆に赤字が膨らんで倒産なんていうことになってしまいますよ。社長の能力の成長に合わせて規模も拡大していけ」と力強く視聴者へメッセージ。「これからも動画を参考に、一緒に黒字経営の道を歩んでいきましょう」と締めくくった。

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