【本日の見通し】リスク警戒継続、今日、明日の米FOMCは無風通過か?
   
 昨日のドル円はロンドン市場で156円台から153円72銭までの急落を見せた。中国のディープシークによる低コストAIが米AI企業へ影響を与えるとの懸念からリスク警戒の動きが一気に広がった。米半導体大手エヌビディアは17%安となり、時価総額は約90兆円減少した。
 安値からは少し戻してきているものの、リスク警戒の意識が残っており、上値では売りが出る展開か。昨日下げた後の戻りが重くなった155円手前の水準がこの後も上値抵抗水準として意識される展開となりそう。
  
 今日、明日の米FOMCは基本的に無風通過の見込み。政策金利は据え置きに転じるとの見方がほとんどとなっている。声明なども目立った変化はないとみられ、落ち着いた動きが見込まれる。
  
 ユーロドルは昨日ロンドン市場でのドル安に1.0450台から1.0530台まで一時上昇。その後1.0500前後での推移となっており、やや動きにくい水準となっている。
  
 163円40銭台から161円50銭台までの大きな下げとなったユーロ円は少し戻して162円前半推移も、戻りは鈍いという印象。こちらもドル円同様にリスク警戒からの下方向を意識する展開が続きそう。
  
MINKABUPRESS 山岡