町田戦で64分からピッチに立ち、存在感のあるプレーを披露した清武。写真:永島裕基

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[ルヴァン杯POラウンド第2戦]町田 2−2 C大阪/6月9日/町田GIONスタジアム

 セレッソ大阪は6月9日、町田GIONスタジアムで行なわれたルヴァンカッププレーオフラウンド第2戦でFC町田ゼルビアと対戦し、2−2で引き分けた。

 C大阪はホームでの第1戦を1−3で落としていたため、2戦合計3−5でプレーオフラウンド敗退となったが、そのなかで確かな存在感を放っていたのが清武弘嗣だ。

 昨季は左太ももの負傷で長期離脱を余儀なくされ、リーグ戦2試合、天皇杯1試合の出場にとどまった清武だが、今季はここまでリーグ戦6試合、ルヴァンカップ4試合でピッチに立ち、プレータイムを伸ばしている。

 町田との第2戦でも、64分にヴィトール・ブエノとの交代でボランチに入った背番号13は、広い視野と正確な長短のパスでチャンスメイクし、攻撃のリズムを作っていた。
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 試合後、「悔しい結果になりましたけど、切り替えてやっていきたい」と振り返った清武に、筆者が感じたプレー面のことを伝えると、「いや、それが最近の悩みで...」と口にし、さらにこう続けた。

「(今日の試合は)点を取りにいかないといけないなかで、同じリズムでサッカーをしていても相手は崩れないので、どこかで意外性のあるパスだったり、縦に入れたりっていうのを意識していました。

 正直、自分のパスが効果的なのか。最初から(試合に)出て同じ強度でみんなとやれていたら全然良いと思いますけど、フレッシュな僕が出て、そういうパスを入れるのは、ある意味リスキーでもあるし、通ればチャンスにもなる。そのところで最近はちょっと悩みがあります」

 得点には繋がらなかったものの、67分には清武が相手DFの背後に抜け出したレオ・セアラに精度の高いロングパスを供給するシーンもあった。

「そういうのが自分の持っているものですし、ひょっとしたら、前半だったらレオは触れていたかもしれない。レオも疲れていたので、難しいところですね。狙うべきなのか、狙わないべきなのかは、最近の自分の悩みですけど、でもそこを捨てたら自分じゃないので、いろいろと割り切ってやっていきたい」

 これまで多くの好機を演出してきた清武のセンスあふれるパスは、中2日で控える天皇杯や、今後のリーグ戦でも武器になるはずだ。34歳MFの今後のパフォーマンスに注目したい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)