帆船が嘉義沖で故障 沿岸警備隊が日本人船長を救助、水や食料を提供 台湾(布袋海巡隊提供)

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(嘉義中央社)12日夜、日本籍の帆船が南部・嘉義県の沖合をさまよっているとの通報が海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)に入り、救援に向かった沿岸警備隊が日本人の船長を救出した。職員は船長の男性にパンやミネラルウォーターを提供し、日用品の購入も支援したという。

嘉義県布袋鎮を拠点とする海巡署艦隊分署布袋海巡隊が13日、報道資料で発表した。

海巡隊は12日夜8時ごろ、日本籍の帆船が嘉義県東石郷白水湖の西方13カイリ(約24キロ)で機械故障を起こしているとみられるとの通報を受けた。海上が荒れ、状況が危険であることから救援の要請があり、同隊は巡視艇を出動させ、救援に向かった。さまよっていた船に乗っていたのは船長1人のみだった。同隊は船を安全な水域までえい航し、布袋商港に停泊させた。

同隊によれば、船長は11日に北部・桃園市の竹園漁港を出発して南下していた。当初は布袋のヨットハーバーで修繕を行おうとしていたものの、嘉義沖を航行中にエンジン故障が生じたという。船長は2日近く寝ておらず、船上の飲用水や食料も残りわずかで、疲れ果てた様子だったという。

(黄国芳/編集:名切千絵)