ブラジル、ジカ熱対策に遅れ
1月25日放送、「NHKニュース おはよう日本」(NHK)では、ブラジルの新しい病気。蚊が媒介する感染症で、発熱などの症状が現れる「ジカ熱」が流行しているブラジル。オリンピックを間近に控えているが対策が思うように進んでいないのがネックだ。去年末、ブラジル保健省は軍に防虫剤を作らせ、無料配布した。だが大量生産できないとされ、市民はやむなく手作りしている。しかし専門家は市販の防虫剤でなければ効果は保証できないと警告。市民は無料配布を待ち望んでいる。
WHOはカナダ・チリを除く南北アメリカ大陸全域でジカ熱の感染が広がる可能性があると発表した。ジカ熱は蚊が媒介しブラジルなどの中南米で流行していて、妊婦が感染した場合には小頭症との関連も指摘されているため、注意が必要だ。ブラジルでは去年、小頭症で生まれた赤ちゃん3530人中46人が死亡。2013年には日本人2人もフランス領ポリネシアのボラボラ島で感染している。成田空港でも注意喚起していて、厚生労働省は長袖長ズボンなどの着用を呼びかけ、感染に注意を促している。
感染が拡大するジカ熱は、これまで21の国と地域で症例が報告され、14カ国で流行。ジカ熱はアフリカ・ウガンダのジカ森林に生息するアカゲザルから発見され、蚊を媒体に感染し、予防ワクチンは今のところない。主な症状は発熱や頭痛、結膜炎など。国立感染症研究所の高崎所長は、妊婦や妊娠する可能性がある人は流行地に行かないようにしてほしいと語った。過去には日本人感染者も確認されている。成田空港でもポスターを提示するなどして注意を呼びかけ。
蚊が媒介して、3〜12日の潜伏期間の後、発熱などの症状が出る。厚生労働省によると、去年5月以降中南米で感染が広がり、ブラジルで去年少なくとも49万人が感染した。ジカ熱は昔からいるウィルスで、デング熱のように目立ってはいなかった。だが。今回は感染範囲が今までにないほど広く、大きな話題となっている。症状は、8割は症状がなく、症状が出ても軽いもので済んでしまう。予防接種や治療薬の必要性は、今まで目立たない病気だったため、そういったものはない。
南北アメリカ大陸全域に拡大の恐れがある。五輪を控えるブラジルで急増している。去年だけで3,893件報告されている。厚生労働省も注意を呼びかけている。
