学生の窓口編集部

写真拡大

1月27日放送、「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ)では、ブラジルの刑務所。ブラジルの刑務所では、大胆にも程がある大脱獄劇が起きた。突然、刑務所の塀が爆発し、大量の粉塵が舞い上がりその爆発であいた穴から受刑者が次々と飛び出した。町に消えた受刑者は40人にものぼった。この刑務所のある地域は、世界で最も治安が悪いと言われ、ワールドカップの際に銃を持ったセキュリティに守られて現地で取材したほど。今回の刑務所の塀の爆破には、共犯者がいると見られ、カメラにその人物が塀の外側に爆発物を設置したシーンが写っていた。

なんと脱獄した40人の受刑者のうち37人は確保されて、そのうち2人が射殺された。1人が逃走中。射殺された2人のうち1人は、確保された後、刑務所まで連れ戻され、他の受刑者たちの前で見せしめかのように射殺されてしまった。

ブラジルの犯罪数は日本の400倍。家を一歩出れば強盗にあうというリスクがある。だが経済発展は著しく、ここ10年で5,000万人のブラジル人が中産階級のカテゴリーに入った。だが全人口の20%がいまだに貧困に苦しんでいる。そして4%が極貧状態にあると言われている。

殺人事件は2010年には36,792人だったのに対して、2012年には50,108人と、急激に増えている。治安が悪化していることが数字から読み取れる。観光客も被害に会うケースが急増しており、観光客は金を持っているというイメージから、ターゲットにされやすい。貧困が裏側に事情としてあるようだ。国民全体に仕事と福祉と食料が行き渡れば、強盗などに手を染める可能性も低くなる。だがその解決には困難が伴う。

ブラジルでもアルゼンチンに近いエリアは比較的平穏で、犯罪率も低い。また同じ町の中でもエリアや時間帯によって安全の度合いは大きく異なる。危険だと言われている場所には足を踏み入れない、人通りのない時間帯には出歩かないなど、基本的なセキュリティの知識を身につけていれば、犯罪に合わないでブラジルを旅できた人も少なくない。サンパウロやリオでは、高価な時計や宝飾品、近代的なデジカメやiPhoneを持って外出することは控えた方が良い。暗い寂しい通りを独りで歩かないのも重要だ。日が暮れたらタクシーで移動したほうがよい。