iPhoneやAndroidの強力なライバルへ! 今年もっとも注目されるSIMフリー Windows Phoneたち

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スマートフォンは今や、一人一台の時代と言っても過言でない時代となった。
総務省「平成27年版 情報通信白書」でも、スマートフォンの保有状況は20代が94.5%、30代が92.4%、40代が83.9%、50代が75.1%となっている。

現在のスマートフォンは、iPhoneのiOSとXperiaなどAndroid OSが2強だ。
しかし、2016年は、この2強に「Windows Phone」が割り込もうとしている。

その「Windows Phone」は、OSにWindows 10 Mobileを搭載したガジェットだ。
パソコンのWindows 10のUIに合わせた登場した「Windows Phone」は、Windowsと連携することで、iOSやAndroidにない、大きな可能性をもっている。

Windows Phoneが注目される理由
Windows Phoneは、名前から容易に推察できるように、パソコンでお馴染みのWindowsのユーザーインターフェイスを継承した、モバイル向けのOSだ。

注目されている特長は次の2点。
・ユニバーサルアプリ
・Continuum

ユニバーサルアプリは、すべてのデバイスで動作するアプリのことだ。スマートフォンに加え、タブレットやパソコンでも同じアプリが実行できる。これまでのように、個別にアプリを用意する必要がない。

さらに驚くべきことに、AndroidアプリやiPhoneアプリのコードを流用してユニバーサルアプリを開発することも可能だ。プログラマーはアプリを作りやすいし、アプリ会社は開発コストを抑えられる。

一方、Continuumは主にミドルエンド以上のWindows Phoneに搭載される機能だ。ContinuumはWindows 10の補助ツールで、デバイスの種類を自動検出して最適な設定を行ってくれる。

一言でいえば、スマートフォンをパソコン化するものだ。
たとえば、
スマートフォンにディスプレイとキーボード、マウスを接続することで、あたかもパソコンのように扱えるのだ。
Continuum対応Windows Phoneがあれば、ローエンドのタブレットは、もはや不要となるわけだ。

●1万円台で入手できる FREETEL KATANA02
とりあえずWindows Phoneを使ってみたい人に売ってつけの端末が、1万円台で入手できる「FREETEL KATANA02」だ。公式サイトでの価格は1万9,800円(税別)。2015年12月25日から先行予約販売を開始し、2016年1月8日から出荷される予定。

主なスペックは次のとおり。
OS:Windows 10 Mobile
ディスプレイ:5.0インチ 1280×720 HD IPS ディスプレイ
CPU:クアッドコアCPU
メモリー:RAM:2GB / ROM:16GB
カメラ:メイン:800万画素 / サブ:200万画素
バッテリー:2,600mAh
ネットワーク:2G:850/900/1800/1900MHz
3G(WCDMA):2100MHz(Band1)/800MHz(Band6/19)/900MHz(Band8)
4G(FDD LTE):2100MHz(Band1)/1800MHz(Band3)/900MHz(Band8)/800MHz(Band19)
本体サイズ:約141×72×8.9mm
重さ:約159g

ディスプレイの解像度は1280×720ドットなので、写真や動画だけでなく、日常生活や仕事での利用にも便利に使えるはずだ。タッチパネルは5点マルチタッチに対応しており、拡大・縮小、スクロールなどをスムーズに操作できるだろう。

デュアルSIMに対応。国内で利用するSIMカードに加え、もう一枚SIMカードを挿入できる点は、海外出張が多い人には有り難い。


1万円台で入手できる FREETEL KATANA02


●Office 365が1年分サービスで付く、マウスコンピューター MADOSMA Q501A
ビジネスユーザーにオススメなのが「マウスコンピューター MADOSMA Q501A」だ。直販価格は、Office 365サービス 1年ライセンス無しが26,800円(送料/税込)、有りが2万9,800円(送料/税込)。

主なスペックは次のとおり。
OS:Windows 10 Mobile
ディスプレイ:5インチ 1280×720 HD IPS ディスプレイ
CPU:クアッドコアCPU
メモリー:メイン1GB、フラッシュ8GB
カメラ:メイン:800万画素 (オートフォーカス / LED フラッシュ付き) / サブ:200万画素
バッテリー:2,300mAh
ネットワーク:3G / W-CDMA Band 1 (2100MHz)・ Band 8 (900MHz)・ Band 19 (800MHz、Band 6 を含む)
4G / LTE Band 1 (2100MHz)・Band 3 (1800MHz)・Band 19 (800MHz)/ CAT4
本体サイズ:約142.8×70.4×8.4mm
重さ:約125g

CPUには、1.2GHz駆動の64bitクアッドコアCPUを採用。アプリや機能に応じて最適な組み合わせで動作してくれる。消費電力を抑えつつも、サクサクと快適な操作が可能だ。

サポートが充実しているのも特長のひとつ。通常のメーカー無償保証(1年)をさらに1年延長し、「2年間保証」とする延長保証サービス「安心パック」が容易されている。


Office 365が1年分サービスで付く、マウスコンピューター MADOSMA Q501A


●個性的なボディとContinuumが魅力 トリニティ NuAns Neo
個性的なWindows Phoneが欲しい人は、「トリニティ NuAns Neo」がいいだろう。価格は、3万9,800円(税別)。2016年1月下旬より出荷を開始する予定。

主なスペックは次のとおり。
OS:Windows 10 Mobile
ディスプレイ:5.0インチ 1280×720 HD IPS ディスプレイ
CPU:Snapdragon 617(MSM8952)8 × A53 / 1.5GHz オクタコアCPU
メモリー:RAM:2GB / フラッシュ16GB
カメラ:メイン:1,300万画素 / サブ:500万画素
バッテリー:3,350mAh
ネットワーク:2G(Quad band)
3G(Band 1/6/8/9/19 42Mbps/5.76Mbps)
4G LTE(Band 1/3/8/19/28 Cat.4、最大150Mbps)
本体サイズ:約141×74.2×11.3mm
重さ:約150g

最大の特長は「COREコンセプト」と呼ばれるカスタマイズによって、自分だけのオリジナリティあふれる1台を持つことができる点だ。

TWOTONE(カバー)は、上8種類、下8種類、計64パターンの組み合わせによって、個性を演出できる。
FLIP(カバー)は、クレジットカードが入るポケットを2つ備えた手帳スタイルのケースであり、色や素材の異なる8種類の中から選べる。

これらTWOTONEとFLIPの組み合わせにより、最大72通りのカスタマイズができるというわけだ。

Continuumは暫定対応。というのは、「Snapdragon 617」と呼ばれるCPUのContinuum対応は、マイクロソフト非公式だからだ。


個性的なボディとContinuumが魅力 トリニティ NuAns Neo


●ハイスペックWindows Phone Acer Jade Primo
ハイスペックWindows Phoneが欲しい人には、「Acer Jade Primo」という端末を紹介しよう。正直な話、日本での販売は正式に決まっていないが、Windows 10を搭載したスマートフォンは日本市場もターゲットにしているという話だ。

主なスペックは次のとおり。
OS:Windows 10 Mobile
ディスプレイ:5.5インチ 1920×1080 有機ELディスプレイ
CPU:Qualcomm Snapdragon 808
メモリー:RAM:3GB / フラッシュ:32GB
カメラ:メイン:約2000万画素
※プレスリリースが見つからないため、詳細は不明

本製品はContinuum対応端末であり、専用のドッキングステーションに接続すれば、パソコンのような使い勝手で使うことができる。


Windows Phoneは来年、各社から多くの端末が発売される可能性がある。あくまでひとつの目安だが、初心者はローエンドの「FREETEL KATANA02」「マウスコンピューター MADOSMA Q501A」あたりを購入して、Windows Phoneの世界を楽しんでみるとよいだろう。

ミドルエンド「トリニティ NuAns Neo」やハイエンド「Acer Liquid Z530」であれば、Continuumを利用できる。こちらはパソコンのような使い方が可能なので、本格的なビジネスユースにも十分に耐えられそうだ。現在、ローエンドのタブレットPCを持ち歩いている人は、リプレースとして考えてみては如何だろうか。


ITライフハック 関口哲司