コロナ禍の影響で日本人のパスポート保有率低下に歯止めがかからず、旅行業界が危機感を募らせている。出国する日本人数がこのまま低迷を続ければ、国際航空便数の回復が進まずインバウンド(訪日客)拡大の足かせとなる事態も懸念され、海外旅行機運の醸成に乗り出している。 外務省旅券統計などによると、コロナ前の19年に24.4%だった日本人のパスポート保有率は3年連続で低下。22年に17.8%まで落ち込んだ。