サムスン重工業、4.3兆ウォン規模のFLNG受注…「昨年の売上高の40%」
サムスン重工業が北米地域から浮体式液化天然ガス生産設備(FLNG)を4兆3301億ウォン(約4550億円)で受注したと2日、公示した。発注元から着手指示書(NTP)が発給されしだい建造に入り、2030年7月に引き渡す計画だ。
今回のFLNG受注額は昨年の売上高(10兆6500億ウォン)の40%に相当する。FLNGは、海上で天然ガスを採掘・精製し、LNG(液化天然ガス)に液化して貯蔵・荷役までする複合海洋プラント。1基あたり30億ドル(約4800億円)前後の高付加価値製品だ。
業界はサムスン重工業が米国のLNG開発会社「デルフィン・ミッドストリーム」と契約を締結したとみている。サムスン重工業は契約当事者を具体的には明かしていないが、昨年、両社がFLNG建造に関する受注意向書(LOA)を交わし、最終投資決定(FID)などの手続きを進めてきたからだ。デルフィン・ミッドストリームは米ルイジアナ沖に3基のFLNGを投入して年間最大1320万トン規模のLNGを生産するプロジェクトを推進している。
サムスン重工業は現在までに全世界で新規発注されたFLNG設備11基のうち7基を受注し、市場シェアは64%にのぼる。サムスン重工業の関係者は「今回の受注で圧倒的なFLNG競争力を改めて立証した」とし「グローバルFLNG市場で受注の成果を維持していく」と述べた。
今回の受注で今年の目標達成にも青信号が灯った。サムスン重工業は総額139億ドルの受注を目標に掲げていたが、現在83億ドルで年間目標の60%に達した。
