中国のAIアシスタント「豆包」、6月下旬にも有料サービスを開始へ

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6月2日付の報道によりますと、バイトダンス(字節跳動)が提供する大規模言語モデル(LLM)である「豆包(ドウバオ)」は、6月下旬にも正式に有料サービスを開始する見通しです。計画が順調に進めば、第3四半期にはEC機能と連携した有料サービスの拡充を進め、特典を付与することで自社が運営するドウインモール(抖音商城)への誘客を図る方針です。また、第4四半期には本格運用段階に入り、将来的にはより長期的な収益化戦略も検討されているとしています。こうした動きは、大規模AIモデル業界における「無料時代」の終焉(しゅうえん)が加速する可能性を示すものとして注目されています。

今年5月には、「豆包」のアップストア(App Store)ページ上に有料版サービスに関する告知が掲載されました。告知では、「専門ユーザーへのサービス向上のため、無料版に加えて付加価値サービスを含む有料版を提供する」としていました。また、同ページでは以下の3種類の料金プランも明らかにしており、スタンダード版は月額68元(約1600円)で、年間契約の場合は688元(約1万6200円)。強化版は月額200元(約4700円)で、年間契約は2048元(約4万8300円)。プロフェッショナル版は月額500元(約1万1800円で、年間契約は5088元(約12万円)となっています。

バイトダンスの主力大規模AIモデルである「豆包」はこれまで、長期にわたり無料サービスとして提供されてきました。一方、バイトダンスの企業向け技術サービスプラットフォーム「Volcano Engine」(火山引縕)の責任者である譚待氏は、法人向けAIモデル市場の価格設定について、「値上げは一部企業の市場戦略にすぎず、業界内では値下げを進める企業も存在する」と指摘しています。その上で、価格戦略をめぐる本質的な違いは、トークンの価値をどのように評価するかという考え方の違いにあるとの見方を示しました。(提供/CGTN Japanese)