[5.31 キリンチャレンジ杯 日本 1-0 アイスランド 国立]

 3月のA代表デビューから2キャップ目の試合で貪欲に結果を求めた。日本代表FW塩貝健人(ボルフスブルク)は後半29分から出場。投入直後からアグレッシブな動きでハードワークをした。

 塩貝ら3枚替えをした後、日本は3-4-2-1から3-5-2の布陣に変更。「事前に前日から言われていたフォーメーションだった」。塩貝はFW小川航基と2トップを組み、前線からボールを追いかけた。

 小川が先制点を挙げた直後の後半44分、塩貝はプレスバックをしながら相手選手を追走。そのまま跳ね除けてボールを奪った。こぼれ球をほかの選手に狙われるも、すかさず体を入れ込んでボールをキープ。相手と交錯しながらも、強気の姿勢でやり返す。「つき飛ばされた。ワンパンチされただけ」と振り返った。

「あれは自分の持ち味」と力を込めつつも、むき出しの闘争心に反省点も見出す。後半アディショナルタイム2分過ぎには自陣PA付近でスライディングタックルからファウルを犯し、FKのチャンスを与えた。

「最後にいらないファウルをしたり、全然きょうはよくなかった。次はチームに貢献できるようにしていきたい」

 試合後、整列からセレモニーが行われるまで、首をかしげて悔しさを露わ。森保一監督も塩貝のもとに駆け寄り、GK早川友基やDF長友佑都も声をかけていた。

 貪欲な姿勢で「結果がほしかった」と思いを語る。「チームが勝てたことはよかった。だけど、個人としてはまだまだできることがあると思う。ワールドカップまで時間はあるのでやっていければ」。大舞台に臆することなく、ひたすらに結果を追い求めていく。

(取材・文 石川祐介)