「日本ダービー・G1」(31日、東京)

 1番人気のロブチェンが2020年コントレイル以来、史上25頭目の皐月賞&ダービーの2冠を達成した。2着には4番人気のパントルナイーフ、3着には11番人気のバステールが入った。皐月賞2着の2番人気リアライズシリウスは7着だった。

 注目の先頭争い。逃げたのはディー騎乗のメイショウハチコウ。2番手にリアライズシリウスがつけ、前半1000メートルは1分0秒7。3コーナー手前でリアライズシリウスが先頭に立つと、レースが動き出した。最後の直線は大接戦。パントルナイーフが先頭に躍り出たが、外からロブチェンが猛追。松山の鼓舞に応えるように差を詰めると、ゴール前できっちりとらえ切った。

 初めてダービージョッキーとなった松山は「まさか松山弘平がダービージョッキーになるなんて本当に信じられない気持ちですし、こうして支えてくださった方々、そしてきょうロブチェンを応援してくれた方々に本当に心から感謝していますし、おめでとうと逆に言いたいですね」と頰を緩めた。勝った瞬間については「(レースを終えて)帰ってくる時、自然と涙が出てきて。悲しい時に涙が出るんですけど、うれしい時になかなか涙が出ないタイプなんですけど、本当に自然とあふれてしまうようなことがありました」と明かした。

 レースは中団を追走する展開となった。「スタートは五分には出てくれたんですけど、17番という厳しい枠ながら中団で脚をためるとこができて、最後はしっかりした末脚で伸びてくれて、本当に自在のところを発揮してくれて。レースプランとしてはもう少し前で流れに乗りたいという気持ちはあった」と振り返り、「思ったよりポジションは後ろになったけど、そこでしっかり切り替えて最後に脚を使えると信じて騎乗した」と語った。