トランプ米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】米ニュースサイト、アクシオスは30日、トランプ大統領が29日にホワイトハウスで開いた会議で、米国とイランが暫定合意したとされる覚書について、核問題に関する項目など複数の修正を要求したと伝えた。ホルムズ海峡の開放に関しては文言の調整を望んでいるとした。イランとの交渉は継続するとしている。

 アクシオスによると、米政府高官はトランプ氏が修正を求める項目に関し、イランの濃縮ウランを米国が入手する方法と時期だと説明。「より具体的な内容が必要だ」と述べた。トランプ氏は29日の会議前、イランとの交渉について最終判断するとしたが、結論を先送りにしたと報じられた。

 一方、イラン革命防衛隊に近いタスニム通信は30日、「米軍によるイランの港湾封鎖は解除される」としたトランプ氏の投稿に関し、複数のイラン船が投稿後に封鎖区域を通航しようとしたが、米軍艦艇から攻撃を警告されたと報道。「イランの商船に対する封鎖は続いている」とし、米側の対応を批判した。

30日、オマーン沖のホルムズ海峡に停泊する船舶(ロイター=共同)