【WWE】SMACK DOWN(4月17日・日本時間18日/ネバダ・ラスベガス)                

【映像】気合いの“タンクトップ破り”→直後に悲劇「かわいそう」

 背後から高速ジャーマンからの"タンクトップ破り"で会場を爆発させた直後、キック一発で場外へ退場。日本人スーパースターがバトルロイヤル戦で「わずか数十秒」のためだけに用意された、最高密度の”出落ち芸”にファンから「一番の盛り上がり」「見せ場が3秒だった」と悲喜こもごものコメントが相次いだ。

 WWE「SmackDown」で行われたアンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアル・バトルロイヤル。ところ狭しとWWEスーパースターが26人集結、 "アルファ・アカデミー"の一員として参戦した戸澤は、優勝争いの埒外にいながら、この日もっとも記憶に残る短時間スポットを叩き込んでみせた。

 この日の「SmackDown」には中邑真輔、戸澤、そしてジュリアと、日本勢が揃い踏み。アンドレ杯には中邑と戸澤が参戦し、それぞれ違う形で爪痕を残す筋書きが用意されていた。

 バトルロイヤル中盤、まず中邑がアリスター・ブラックに葬られる。すると、その光景を見ていた戸澤がすかさずブラックの背後へ回り込んだ。腰をがっちりクラッチ、ブリッジ気味の低空かつ高速のジャーマン・スープレックス。きれいに突き刺さった一撃に、会場もヒートアップ。

 戸澤の真骨頂はここからだった。立ち上がった戸澤は、おなじみのタンクトップをビリビリ引き裂き絶叫。"TOZAWAモード"全開のパフォーマンスに、客席は大歓声で応える。

 だが、その"戸澤の時間"は長くは続かなかった。体勢を立て直したブラックが、代名詞の一撃・ブラックマスを戸澤の頭部へ叩き込む。強烈な蹴撃を浴びた戸澤の身体はロープ外まで吹き飛び、そのまま場外へ転落、敢え無く失格。ファンからは 「見せ場あっておもしろい」「今日一番の盛り上がり」とキャラクター芸への称賛と同時に「戸澤の見せ場が3秒だった件」「かわいそう」と、あまりの一瞬芸に呆れと笑いの混じった声が広がった。

 切れ味鋭い攻撃からぶっ飛ばされて退場という一瞬の出来事に、ABEMAで中継を担当した清野茂樹アナウンサーも、絶叫する間もなく静かに一言。「日本人スーパースターが消えました。。。」と哀愁を湛えた実況がなんとも印象的。

 バトルロイヤル自体を制したのは元AEWのパワーハウス・ホブス改め、ロイス・キーズ。優勝争いから戸澤は早々に外れたものの、この夜のアンドレ杯で「真っ先に思い出される一連のムーブ」として爪痕を確実に残した。

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(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)