【プロ野球】韓国で“超珍記録” 高卒ルーキーが一軍初の安打・本塁打・打点・得点・盗塁・死球を「1試合で」決める

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韓国プロ野球KBOで、高卒ルーキーが一軍初の安打・本塁打・打点・得点・盗塁をすべて1試合で決めるという“珍記録”が生まれた。

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NCダイノスのコ・ジュンフィ(18)は4月23日、ソウルの高尺(コチョク)スカイドームで行われたキウム・ヒーローズ戦に「9番・左翼手」として先発出場し、4打数2安打、1本塁打、4打点、1得点、1盗塁、1死球を記録した。

2回表に一死一塁から死球で出塁したコ・ジュンフィは、3回二死満塁のチャンスで2点適時打を放ち、初安打と初打点を記録した。続くキム・ジュウォンの打席では二塁盗塁にも成功し、初盗塁もマークした。

5回の第3打席は三振に倒れたが、NCが9-2とリードして迎えた7回無死一塁には2ラン本塁打を放ち、この一発で初本塁打と初得点を記録。球団史上最年少本塁打の新記録(18歳8カ月11日)を樹立した。NCはコ・ジュンフィの活躍もあって、12-2の大勝で2連敗から脱出した。

コ・ジュンフィ(写真提供=OSEN)
本人は「記録の自覚なかった」

2026年新人ドラフト4巡目(全体32位)指名でNCに入団したコ・ジュンフィは、開幕一軍入りを果たしたものの2試合の出場にとどまり、二軍へ降格していた。フューチャーズリーグ(二軍リーグ)では10試合に出場して打率.270(37打数10安打)、2本塁打、3打点、6得点、1盗塁、OPS(出塁率+長打率)0.740を記録した。

コ・ジュンフィはこの日、一軍に昇格するとすぐに先発に名を連ね、生涯忘れられないような一日を過ごした。試合後のインタビューでは「開幕エントリーに残ったが、その後二軍に落ちた。今日また一軍に呼ばれたが、昨夜はあまりにワクワクしてイメージトレーニングをしてから寝たところ、良い結果に繋がった」と初の一軍先発を振り返った。

7回に本塁打を放った際には全力疾走を見せた。コ・ジュンフィは「手応えはあったが、正直打球を見失っていた。右翼手の頭を越える長打にはなるだろうと思って走っていたら、コーチがハイタッチをしてくれた。それでホームランだと分かり、嬉しくて走った」と笑顔を見せた。

コ・ジュンフィはこの日、一軍で初となる安打、本塁打、打点、得点、盗塁、死球など、打者が記録し得るすべての項目を達成した。一軍初先発でマルチ安打、本塁打、盗塁、打点、得点を記録したのは、1982年のシン・ギョンシク、1998年のチョ・ギョンファン以来、コ・ジュンフィが3人目だ。ここに「死球」を加えると、コ・ジュンフィがKBO史上初の記録となる。

コ・ジュンフィ(写真提供=OSEN)

「試合が終わった時も何も考えていなかった」というコ・ジュンフィは、「記録を一つずつ積み上げているという自覚はなかった。ただ試合に集中していたが、記者の方々に教えてもらって知った。本当に感無量だ」と振り返った。

想像していただけの瞬間が現実のものとなったコ・ジュンフィは、「今も少し鳥肌が立っている。色々と想像するタイプだが、夢見ていたことが本当に叶っていてワクワクする。これからが楽しみだ」と、改めて先発デビュー戦の余韻に浸った。

コ・ジュンフィはロールモデルとして、“韓国のイチロー”ことイ・ジョンフ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)を挙げた。「打撃の完成度が非常に高く、完成された外野手だと思っていた。イ・ジョンフ先輩がメジャーリーグで素晴らしい活躍を見せているので、自分もモチベーションが上がる」と語った。

「打席で投手に負けるのが本当に嫌いだ。負けず嫌いなところがあり、打席での積極性が自分の強みだと思う」と話したコ・ジュンフィは、「プレーを見るだけで闘志が伝わってきて、チームのために走る選手になりたい」と今後の意気込みを語った。

(記事提供=OSEN)