ピッチ外での振る舞いが称賛された鈴木。(C)Getty Images

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 鈴木彩艶が所属するパルマは、33節を消化したセリエAで14位につけている。残り5試合で降格圏とは11ポイント差。最終節で残留を決めた昨季と違い、今季はすでに目標達成に迫っている。

 総得点24はリーグワースト3位タイ。決して派手なスタイルではない。9つの白星は、いずれも1点差で手にしている。今季から指揮をとるカルロス・クエスタ監督の下、堅実な戦いかたで着実に残留へと前進してきた。

 そんなパルマのスピリットに、鈴木を筆頭とする選手たちの人間性も関係しているのかもしれない。23歳のGKは日本代表でやっているように、試合後にロッカールームを率先して掃除しているという。また、チーム全体のピッチ外での行動にも賛辞が寄せられた。

 専門サイト『Parma Live』は4月20日、「近年、サッカーチームのいくつかは善行の模範として脚光を浴びてきた」と報じている。
 
「最も有名な例が、アウェーでの試合後にロッカールームを掃除する日本代表だ。小さなことだが、日本チームの大変な礼儀正しさが強調される。そしてそれはパルマ守護神のザイオン・スズキにも伝わっているようだ。『Gazzetta di Parma』が報じたところによると、パルマGKもアウェーゲームのたびに試合後にロッカールームを自ら掃除しているという」

「ただ、パルマのマナーが良い例は彼だけにとどまらないようだ。同紙によると、チームはピッチ入場後、選手がそれぞれユニホームの上に着るジャージをたたんで片づけなければならない。ウディネーゼとの前節で、パルマのマッサージ担当は試合後、プラスチックのペットボトルを片づけていた。時にはピッチ外での努力、特に良いマナーの模範が報われるのは正しいことだ」

 もちろん、鈴木やパルマ陣営の行動が、結果に直結したわけではないだろう。だが、全員で感謝と敬意の気持ちを大事にしていることは、チームの団結を強めているのではないだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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