春になると、「しっかり寝ていても日中に眠くなる」「なんとなく体がだるい」と思う人も多いのではないでしょうか。新年度や新生活が始まり、生活環境が変化しやすいこの時期は、前向きな気持ちがあっても、体が思うようについてこないと感じることもあります。

こうした春特有の不調の背景には、“自律神経”の働きが関係していることもあるようです。今回は、「春の眠気の要因」について、徳洲会札幌もいわ徳洲会病院 病院長で、虎の門病院 睡眠呼吸器科非常勤医師の後平 泰信先生の解説をもとに詳しく見ていきましょう。

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○医師が解説「睡眠の質を高める“日中の過ごし方”」

睡眠の質は、夜の過ごし方だけでなく、朝や日中の行動にも大きく左右されます。

睡眠の質を高めるうえで特に重要なのは、体内時計を整えることです。そのため、朝起きたら太陽の光を浴びるよう意識しましょう。覚醒を促すホルモンが分泌され、夜に自然な眠気が訪れやすくなります。

日中に適度に体を動かすことも、夜の深い眠りにつながります。さらに、昼寝をする場合は20分以内にとどめることで、夜の睡眠への影響を抑えやすくなります。また、夕方以降はカフェインの摂取を控えることが望ましいでしょう。

規則正しい生活リズムを保つことが、結果として春の眠気対策につながります。

後平泰信 ごひら やすのぶ ・所属 医療法人徳洲会札幌もいわ徳洲会病院 病院長 国家公務員共済組合連合会虎の門病院 睡眠呼吸器科非常勤医師 ・プロフィール 2009年4月 札幌東徳洲会病院 初期研修医 2010年4月 同院循環器内科 後期研修医 2014年4月 札幌徳洲会病院循環器内科 2018年4月 札幌東徳洲会病院循環器内科 医長 2021年4月 同院循環器内科 部長 2023年4月 同院 睡眠・無呼吸・遠隔医療センター長 2024年4月 医療法人徳洲会札幌外科記念病院 病院長 2025年10月 医療法人徳洲会札幌もいわ徳洲会病院(名称変更) 病院長 現職 ・研究分野 睡眠全般、睡眠時無呼吸症候群、内科全般、循環器内科、スポーツ医学、遠隔医療、地域医療 ・資格 日本内科学会認定内科医 日本循環器学会循環器専門医 日本睡眠学会総合専門医・指導医 日本スポーツ協会公認スポーツドクター ・著書、論文 アスリートにみられる睡眠障害 アスリートの睡眠 臨床の現場から.臨床スポーツ医学.36(7):742-746,2019.() 快眠力を高める.ワック出版 成井浩司著.一部執筆 2022年12月3日() この監修者の記事一覧はこちら



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