ベストアマに輝いた後藤あい。最大の武器をいかんなく発揮した(撮影:鈴木祥)

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<KKT杯バンテリンレディス 最終日◇19日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6596ヤード・パー72>ドラコン女王の看板に偽りはなかった。兵庫・松蔭高に通う17歳の後藤あいがドライビングディスタンス1位を獲得した。6番パー4、11番パー5で計測された3日間の平均飛距離は262.667ヤードで、2位の穴井詩に8ヤード差をつけて堂々のトップ。2日目の6番で記録した283ヤードは3日間を通しての“最長不倒”だった。

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「予選を通過できたことが大きいです。そこだけかな。飛んでも、そこからが微妙。そこからが一番大事なので」ツアーに今季初挑戦の初日は「72」で35位。2日目も同じく「72」だったが、トータル4オーバーまで後退して迎えた13番から4バーディを奪い、予選通過圏内のトータルイーブンパーまで盛り返した。体調不良に苦しみながらも、4人が出場したアマチュアではただ一人、決勝ラウンドに進んだ。最終日はバーディなしの3ボギーで「75」。トータル3オーバーの47位に表情は曇ってしまう。「プロの方と回ると、100ヤード以内のショットの精度の足りなさを痛感します。プロは寄せてバーディを取るけど、自分は寄ってワンピン。まだまだ全然足りない。いつも感じることだけど」昨年9月の「住友生命vitalityレディス」では大会恒例の『ドライビング女王コンテスト』で277.8ヤードをぶっ飛ばした。1998年にスタートした大会で初めて誕生したアマチュアのドラコン女王。ドライバーに挿す超軽量の重さ38グラム、Rよりも軟らかいUSTマミヤの『アッタス スピードDR』のシャフトも話題になった。今年はプロテストに初めて挑戦するが、アマながら既に5社とスポンサー契約を結ぶ逸材は「頑張って当たり前。しっかり成績も出していかないと」と心構えはすでにプロだ。「今は飛ぶだけになっている。もう少し重点的に100ヤード以内、アプローチをやっていきたいです」。飛距離は天賦の才。課題は伸びしろ。次戦は30日からの「NTTドコモビジネスレディス」(千葉・浜野GC)。日々成長のスーパー女子高生のプレーは一見の価値がある。(文・臼杵孝志)
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