「TOUSKA」の映像の一場面=ロイター

写真拡大 (全2枚)

 【ワシントン=池田慶太】米中央軍は19日、オマーン湾で同日に拿捕(だほ)したイラン船籍の大型貨物船「TOUSKA」の映像を公表した。

 コンテナを多数搭載した同船に向け、米海軍の駆逐艦「スプルーアンス」が警告を発したり射撃したりする場面が収められている。

 中央軍によると、当時TOUSKAは、イランに向かってアラビア海北部を航行中だった。6時間にわたり米国の海上封鎖違反にあたると警告を受けた後も停止しなかった。

 スプルーアンスの艦長はTOUSKAに機関室からの退避を命令。艦載砲から数発発射し、推進装置を停止させ、強制的に停止させた。その後、米海兵隊員がTOUSKAに乗り込み、同船を管理下に置いたという。

 中央軍は声明で、封鎖措置の実施を確実にするため、「米軍は慎重かつ専門的、適切な方法で行動した」と主張した。米軍は封鎖開始以来、25隻の船舶に対し、元の港に引き返すかイランの港に戻るよう指示したとしている。