「ディープ・パープル」高市首相表敬訪問で話題も…”ロック”なツアー移動姿にファンも畏敬の眼差し
メンバー4人が77歳以上
真っ白なシャツのボタンを外し、真っ赤に日焼けした胸元を大胆に露出したスタイルで歩くシルバーヘアの外国人男性。その姿は、まるで海外のリゾート地を歩くセレブのよう──。
彼の名は、イアン・ギラン(80)。イギリスの世界的ハードロックバンド「DEEP PURPLE(ディープ・パープル)」のボーカルである。
「『レッド・ツェッペリン』と並び“ハードロック界の至宝”と称される伝説的バンドで、結成は1968年。1976年に一度解散しましたが1984年に再結成し、以来、10度のメンバーチェンジを重ね現在も活動を続けています。アルバムセールスは全世界で1億枚を突破しており、’16年にロックの殿堂入りを果たしました。
イアンは、二代目のヴォーカルで2度の脱退、復帰を重ね、1992年から現在に至るまでヴォーカルを務めています。金切り声を上げる独特な発声は、のちに生まれる過激なメタルヴォーカル(デスグロウル)に多大な影響を与えました。今回は2年ぶりとなる日本ツアーのためにメンバー全員で来日。4月10日には総理大臣官邸に高市早苗総理を表敬訪問し、話題になりました」(音楽誌ライター)
高市首相は、以前から同バンドのファンを公言。自身が中学生の時、コピーバンドでキーボードを担当し、大学時代はドラムを叩いていたことなどを話し、ドラムスのイアン・ペイス(77)にドラムスティックをプレゼントした。このニュースが報じられると、SNSでは〈こんなことをしてる場合か〉〈パフォーマンス先行〉などと高市首相に対し批判のコメントが相次いだが、それほど彼らの存在が、各方面に大きな影響を与えているということなのだろう。
翌11日、彼らは日本武道館での公演を無事に終えた。そして12日の午後、次の公演先である大阪へ移動のため、JR東京駅に到着。冒頭のように、イアンが先頭でワゴン車から降りた後、メンバーが順に降りる。大勢のツアースタッフが同行していたが、自らキャリーケースを車から下ろし、バックパックも背負って移動を開始した。彼らの到着を待ちわびていた大勢のファンの1人は、
「メンバーの4人は77歳以上なのに、スタッフに荷物を持たせるのではなくて、自分で運んでいました。世界的スーパースターなのに、全く偉ぶらない。声援にも笑顔を見せてくれて、颯爽と歩く姿はやっぱり現役のロッカーだなって、感動しました」
と語り、往年のファンたちは、畏敬の念をこめて彼らの移動する姿を見つめていた。
昨年11月にイギリス発の音楽マガジン『UNCUT(アンカット)』誌のインタビューで、今後の展望について聞かれたイアンは、
〈エネルギーがなくなったら、止めるよ。誰にも恥をかかせたくない。そう遠くない話だ。迫ってきているんだ。気付かぬうちにね〉
と語っていた。これが、日本での伝説のロックバンドの見納めにならないことを祈りたい。
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