タレント・林家まる子が子どもたちへ届ける、笑顔と元気 「笑いは生きる希望になる」
タレントの林家まる子さんがラジオ番組に出演し、子どもたちに笑顔と元気を届ける活動について語りました。

まる子さんは、初代林家三平師匠の弟子である両親のもとで育ち、自身も漫才師として活躍するかたわら、テレビリポーターやキャスターとしても活動。さらに、「いばらき大使」や「日光観光大使」に就任されるなど、幅広い活動を展開しています。
もともとアイドルを目指していたまる子さんは、高校時代に芸能事務所に所属。事務所に「お笑いがやりたい」と伝えたところ、「うちはアイドルの事務所だから、お笑いの育て方も売り方もわからない」と言われ、両親の所属する林家一門に入門しました。
内弟子として住み込み修行をはじめたものの、自由な時間もなく身体が悲鳴をあげ、幼少期に患っていたぜんそくを再発。医師から、「命を取りますか、仕事を取りますか」と告げられる状況に陥りました。
まる子さんは「私の人生、もうここまでかな」と落ち込みましたが、父の「ピンチはチャンスだよ」という言葉に支えられ、修行中に知り合った静岡のテレビ局プロデューサーへ手紙を書きました。
その結果、オーディションに合格。静岡での仕事が体調回復につながっただけでなく、レギュラー番組が増えていきました。
2018年には、母とのユニット『林家まる子カレー子』を結成。父・林家ライスと母・林家カレー子が30年以上続けたエコロジー漫才を引き継ぎ、環境問題をテーマにした漫才を展開しています。
「30年前って、環境問題への関心もなくて、エコロジーが何かわからないような時代だったんですよ。父が8年前に亡くなったので、(母が)『じゃあ、まるちゃんと一緒にやりましょうか』ということで、環境漫才をはじめたんですけど、両親の時代からアップデートしていかないといけないなと思っている」(まる子さん)
「環境と防災はすごくつながっている」という考えから、新たに『防災』というテーマを加え、親子で防災士の資格を取得。「ペットボトルのラベルをはがして分別する、これだけでもすごいことなんだよ」と、身近な行動から、テーマを楽しく伝えることを大切にしているといいます。
学校公演にも力を入れている、まる子さん。背景には、コロナ禍によって楽しみを奪われた子どもたちの自殺者数が増えたことがありました。
まる子さんは、「学校が笑えない状況になっていたんですよね。もっと、笑い・笑顔をお届けしようと思って」と経緯を明かします。
これまでに、横山だいすけ氏のコンサートや落語、大神楽、オペラ、マジックなどを届け、3〜4万人の子どもたちと出会いました。
「6年間で1番楽しかった、生涯の思い出です」と涙を流して喜ぶ子どもや先生の姿に、「子どもたちがエンタメにアクセスできないなら、エンタメが学校にアクセスすればいいんだ」と気づいたといいます。
まる子さんは、「子どもに笑顔になってほしい。教員が笑顔になることが、子どもの笑顔につながるので、それが世界中にあふれてほしいですね」と力を込めました。
最後に、悩みや不安を抱える人へのメッセージとして、このように語りました。
「『人に尽くせば人に恵まれる』という言葉が大好きなんです。先に助けを求めるんじゃなくて、自分から人を大切にすることを重ねていくと、気づいたら人に恵まれた人生になっていると思います」(まる子さん)
※ラジオ関西『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』2026年4月5日放送回より

