「注目度」春の新番組出そろう中でTBSが存在感、日曜劇場『GIFT』も好発進「思わず声が出ました」
●コア層ランキングでは日テレ勢が健闘
春の新番組と新ドラマが出そろった4月第2週、REVISIOが発表したテレビ画面注視データ「注目度」の週間番組ランキング(4月6日〜12日)では各局の現在地が色濃く表れた。
個人全体・コア視聴層の両ランキングでTBSが存在感を放つ一方、日本テレビもバラエティとアニメで上位に食い込む健闘。中でも注目は、堤真一主演の日曜劇場『GIFT』(TBS)。車いすラグビーを題材にした初回が、視聴者の高い関心を集めている。

『GIFT』4月19日放送の第2話より (C)TBS
○春改編期の好調ぶりを反映
4月の新番組・新ドラマが続々とスタートしたこの週のランキングは、春の改編期らしい華やかな顔ぶれとなった。個人全体ランキングではTBSの存在感が光り、4位に『日曜日の初耳学』(MBS制作)が注目度67.7%でランクイン。今回はサバンナ・八木真澄が「新時代のマネーリテラシー」をテーマに熱血授業を展開し、物価高や年金不安に備える内容が注目を集めた。
一方、コア視聴層(13〜49歳)のランキングでは日本テレビ勢が健闘した。6位に『世界の果てまでイッテQ!』が注目度61.3%、7位には『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が61.1%で続いている。劇場版最新作『ハイウェイの堕天使』公開に合わせた4週連続放送の3週目にあたり、映画公開日当日の放送という話題性も加わった結果と言えるだろう。
また、『いくらかわかる金?』がコア8位(59.9%)、『水曜日のダウンタウン』がコア10位(59.2%)と、TBSのバラエティ番組がコア層にも複数食い込んでいる。個人全体・コアの両ランキングを通じてTBSが民放最多の枠を確保しており、春の改編期における同局の好調ぶりがうかがえる1週間だ。

コア視聴層ランキング

個人全体ランキング
○山積みの課題に「最高だよ!」
堤真一主演の新ドラマ『GIFT』がTBS日曜劇場枠でスタートし、コア2位(64.7%)、個人全体4位(67.7%)にランクイン。車いすラグビーを題材にした完全オリジナル作品で、脚本は金沢知樹氏が手がけている。2024年パリパラリンピックで日本代表が初の金メダルを獲得した競技でもあり、放送前から注目を集めていた。
第1話の軸となるのは、天才的な頭脳を持つ宇宙物理学者・伍鉄文人と、弱小チーム「ブレイズブルズ」の出会い。ブラックホール研究に没頭する大学准教授の伍鉄が、従姉妹でヘッドコーチの日野雅美に誘われてチームの練習を見学すると、山積みの課題に「最高だよ!」と目を輝かせる。問題が複雑であるほど燃える性格が早くも全開となった。
一方、有村架純演じる雑誌記者・霧山人香は最強チーム「シャークヘッド」の取材で車いすラグビーの激しさを初めて目の当たりにし、圧倒される。伍鉄がブルズの弱点を鋭く指摘したことをきっかけに、エースの宮下涼がラグ車で真っ向勝負を挑む場面は第1話最大の見どころだ。
「マーダーボール」の異名を持つ競技にふさわしい迫力の試合シーンには、X(Twitter)でも「山田さんのラグ車捌きに思わず声が出ました」「気がついたら、車いすラグビーのルールを調べてました」といった声が寄せられている。キャスト陣の体当たりの演技が視聴者の競技への関心も呼び起こした、今後の展開が楽しみな初回となった。
●藤ヶ谷太輔が人生初のアルバイトに挑戦
テレビ朝日『10万円でできるかな』をリニューアルした新番組『サンド&キスマイの気になるマン』が初回を迎えた。サンドウィッチマンとKis-My-Ft2がタッグを組み、日本全国の気になる疑問を調査しながらクイズに挑戦する内容で、初回ゲストには唐沢寿明、土屋太鳳、永瀬廉が登場している。
初回は「行列のできる愛され飲食店」をテーマに、神奈川・小田原漁港の浜焼き食べ放題や横浜のデカ盛り店「ねこ娘とねずみ男」などを紹介。中でも注目を集めたのは、藤ヶ谷太輔が埼玉・川越の町中華「二代目蝦夷」で人生初のアルバイトに挑む企画だった。
藤ヶ谷はランチの繁忙時間帯に接客を任され、約111品ものメニューに「もうちょっと、ゆったりしたお店がよかった」とこぼしつつも、休憩の声掛けには応じず4時間半のシフトを完走。その奮闘ぶりをスタジオで見届けた永瀬が「僕は『休憩』と言われたら、喜んで休憩しますから」と脱帽するほどの働きぶりだった。
バイト終了後には思わぬサプライズも用意されており、藤ヶ谷だけでなくスタジオのメンバーも胸を打たれていた。

REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。 この著者の記事一覧はこちら
春の新番組と新ドラマが出そろった4月第2週、REVISIOが発表したテレビ画面注視データ「注目度」の週間番組ランキング(4月6日〜12日)では各局の現在地が色濃く表れた。
個人全体・コア視聴層の両ランキングでTBSが存在感を放つ一方、日本テレビもバラエティとアニメで上位に食い込む健闘。中でも注目は、堤真一主演の日曜劇場『GIFT』(TBS)。車いすラグビーを題材にした初回が、視聴者の高い関心を集めている。

○春改編期の好調ぶりを反映
4月の新番組・新ドラマが続々とスタートしたこの週のランキングは、春の改編期らしい華やかな顔ぶれとなった。個人全体ランキングではTBSの存在感が光り、4位に『日曜日の初耳学』(MBS制作)が注目度67.7%でランクイン。今回はサバンナ・八木真澄が「新時代のマネーリテラシー」をテーマに熱血授業を展開し、物価高や年金不安に備える内容が注目を集めた。
一方、コア視聴層(13〜49歳)のランキングでは日本テレビ勢が健闘した。6位に『世界の果てまでイッテQ!』が注目度61.3%、7位には『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が61.1%で続いている。劇場版最新作『ハイウェイの堕天使』公開に合わせた4週連続放送の3週目にあたり、映画公開日当日の放送という話題性も加わった結果と言えるだろう。
また、『いくらかわかる金?』がコア8位(59.9%)、『水曜日のダウンタウン』がコア10位(59.2%)と、TBSのバラエティ番組がコア層にも複数食い込んでいる。個人全体・コアの両ランキングを通じてTBSが民放最多の枠を確保しており、春の改編期における同局の好調ぶりがうかがえる1週間だ。


○山積みの課題に「最高だよ!」
堤真一主演の新ドラマ『GIFT』がTBS日曜劇場枠でスタートし、コア2位(64.7%)、個人全体4位(67.7%)にランクイン。車いすラグビーを題材にした完全オリジナル作品で、脚本は金沢知樹氏が手がけている。2024年パリパラリンピックで日本代表が初の金メダルを獲得した競技でもあり、放送前から注目を集めていた。
第1話の軸となるのは、天才的な頭脳を持つ宇宙物理学者・伍鉄文人と、弱小チーム「ブレイズブルズ」の出会い。ブラックホール研究に没頭する大学准教授の伍鉄が、従姉妹でヘッドコーチの日野雅美に誘われてチームの練習を見学すると、山積みの課題に「最高だよ!」と目を輝かせる。問題が複雑であるほど燃える性格が早くも全開となった。
一方、有村架純演じる雑誌記者・霧山人香は最強チーム「シャークヘッド」の取材で車いすラグビーの激しさを初めて目の当たりにし、圧倒される。伍鉄がブルズの弱点を鋭く指摘したことをきっかけに、エースの宮下涼がラグ車で真っ向勝負を挑む場面は第1話最大の見どころだ。
「マーダーボール」の異名を持つ競技にふさわしい迫力の試合シーンには、X(Twitter)でも「山田さんのラグ車捌きに思わず声が出ました」「気がついたら、車いすラグビーのルールを調べてました」といった声が寄せられている。キャスト陣の体当たりの演技が視聴者の競技への関心も呼び起こした、今後の展開が楽しみな初回となった。
●藤ヶ谷太輔が人生初のアルバイトに挑戦
テレビ朝日『10万円でできるかな』をリニューアルした新番組『サンド&キスマイの気になるマン』が初回を迎えた。サンドウィッチマンとKis-My-Ft2がタッグを組み、日本全国の気になる疑問を調査しながらクイズに挑戦する内容で、初回ゲストには唐沢寿明、土屋太鳳、永瀬廉が登場している。
初回は「行列のできる愛され飲食店」をテーマに、神奈川・小田原漁港の浜焼き食べ放題や横浜のデカ盛り店「ねこ娘とねずみ男」などを紹介。中でも注目を集めたのは、藤ヶ谷太輔が埼玉・川越の町中華「二代目蝦夷」で人生初のアルバイトに挑む企画だった。
藤ヶ谷はランチの繁忙時間帯に接客を任され、約111品ものメニューに「もうちょっと、ゆったりしたお店がよかった」とこぼしつつも、休憩の声掛けには応じず4時間半のシフトを完走。その奮闘ぶりをスタジオで見届けた永瀬が「僕は『休憩』と言われたら、喜んで休憩しますから」と脱帽するほどの働きぶりだった。
バイト終了後には思わぬサプライズも用意されており、藤ヶ谷だけでなくスタジオのメンバーも胸を打たれていた。

