接近禁止終了1週間後に妻を殺害→「自分は“よくやった”」 反省ゼロの中国籍男に重刑【韓国】

写真拡大 (全2枚)

韓国で裁判所の接近禁止命令が終了してからわずか1週間後で妻を探し出し、凶器で殺害した60代の男に二審でも実刑判決が言い渡された。

【写真】接近禁止命令下で女性を殺害…韓国ストーカー犯の身元情報が公開

4月17日、法曹界によると、ソウル高裁仁川(インチョン)支部・刑事2部(イ・ジョンミン部長判事判部)は、殺人容疑で起訴された中国国籍の60代男に対する控訴審の宣告公判で検察側の控訴を棄却し、原審と同じ懲役27年を言い渡した。

控訴審裁判部は「原審判決以降、量刑を変更すべき特段の事情はない」とし、「検察側が控訴審で主張した量刑(無期懲役)の事由は、そのほとんどが原審においてすでに考慮されている」と判示した。

男は昨年6月19日午後4時半ごろ、仁川市富平区(プピョング)にあるオフィステルの玄関前で、妻の60代女性を凶器で何度も刺して殺害した疑いが持たれている。

男は2024年12月に特殊脅迫の犯行によって、女性の周囲100メートル以内への接近禁止といった裁判所の臨時措置命令を受けていたが、その命令が終了してからわずか1週間後に殺人に及んだ。

(写真=サーチコリアニュース編集部)

この男は拘束直前までまったく反省の色を見せず、韓国国民の怒りを買った人物でもある。

同氏は昨年6月21日、裁判所の令状実質審査に出席する際、報道陣から犯行について問われ「自分はよくやったと思っている」と言い放った。さらに「殺人を犯して“よくやった”という言葉が正しいと思うのか」という記者の問いに対しても、「そうだ」と断言した。

これに対し、一審裁判所は男に懲役27年を言い渡し、反省のない態度を厳しく批判した。一審判決では「被告人は接近禁止措置の決定後に2度の延長決定を受けたにもかかわらず、まったく反省しなかった」と指摘。そのうえで「捜査の過程ですべての非を被害者に転嫁しており、遺族は多大なる苦しみの中で生活している。遺族からも許されていない」と断じた。

(記事提供=時事ジャーナル)