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 ◇パ・リーグ 県営大宮(2026年4月11日 ロッテ6―3西武)

 野球は最後まで何が起こるか分からない。ロッテのベンチは誰もが「負けた」と覚悟したはずだ。

 1点を追う9回2死満塁。8回から二塁守備で途中出場していた小川龍成の打球は、西武の名手・源田壮亮の正面への平凡なゴロだった。

 「ただのゴロ。アウトの打球です」

 それでも「もちろん全力疾走。何があるか分からないんで」。この打球を源田がまさかの失策。2者が生還して試合をひっくり返した。

 諦めずに激走していた小川は、相手のリクエストでリプレー検証となったがセーフ。予想外の逆転劇の立役者となった。

 内野手が残っておらずに代打を送れなかったサブロー監督は「あそこは小川に懸けた」。小川も「負けなかったのでホッとした」と振り返った。