【桜花賞】ナムラコスモス オーナーの狙い通りに受け継がれた筋肉量 母・ナムラリコリスをコラムで取り上げた浅からぬ“縁”も
「桜花賞・G1」(12日、阪神)
21年8月に「“純国産”の孝行娘 ナムラリコリスのさらなる活躍に期待」というコラムの記事を書かせてもらった。同年の函館2歳Sを制したあの日からはや5年−。あのリコリスの子が“桜の女王”の座を狙う存在になるとは…月日がたつのは本当に早い。
記事を読み返すと、ナムラリコリスが生まれた北海道浦河町の桑田正己牧場は、ご夫婦二人で切り盛りされている小さな牧場だそう。われながら?しっかりと取材していて、リコリスの父の母にあたるジョープシケは「渡辺栄厩舎の定年解散に伴い、新規開業した大橋厩舎へ転厩した過去があり、縁を感じさせる血統だ」と記されていた。
そんなリコリスの初子にあたるナムラコスモスが、チューリップ賞2着で桜切符をゲット。生産者が桑田正己牧場ではなく、ヒダカシーサイドファームとなっていたが、大橋師によると「桑田さんはまだ生産をされていて、子馬は離乳時からヒダカさんへ移る」とのこと。システムは変われど、桑田正己牧場の魂は今もなお受け継がれている。
父ダノンプレミアムはオーナーが配合したそうで、豊富な筋肉量が狙い通りに受け継がれた。「お母さんよりも馬格があって、精神的にもどっしりしている」と師。ケガによる離脱が相次ぐ3歳牝馬戦線。サバイバル競争を勝ち抜く“タフさ”は十分に備わっている。
